“まどかぴあ舞台創造プログラム”プロデュース公演 公式サイト
「浮足町アンダーグラウンド」
【作】中島かずき 劇団☆新感線 座付作家
【演出】内藤裕敬 南河内万歳一座 座長
【出演】池田成志
阿部周平(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)
岩本将治
岡武史
木内里美(Theちゃぶ台)
元一(サンピリ)
小湊倫子
酒瀬川真世
椎木樹人(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)
高野由紀子(演劇関係いすと校舎)
中村大介((劇)池田商会)
中村雪絵
松岡優子(ゼロソー)
山下晶(グレコローマンスタイル)
横山祐香里(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)
2016年9月10日(土)・11 日(日)
福岡県 大野城まどかぴあ 大ホール
2016年9月14日(水)
熊本県 八代市厚生会館
2016年9月17日(土)・18 日(日)
宮崎県 メディキット県民文化センター
|||||||||||||||| あ と が き ||||||||||||||||
浮足町アンダーグラウンド、ツアー最終地
宮崎にて、全日程が終了しました。ありがとうございます。
いま、宮崎から大野城に帰るバスの中。
静かにふり返っております。
大野城、八代、宮崎。
ご来場くださったお客さま、関係者の皆さん、
与えられた試練も課題も喜びも、すべてすべてに感謝です。
いろんな角度から、いろんな感想ご意見を
たくさんたくさんいただいています。
本当にそういう作品だと思います。
観ていただいた方の胸になにがしかを
残せていたら幸いです。
あっという間のようで長い、苦しくも愛しい日々でした。
演劇を続けていく決意をあらたにさせてもらいました。
贅沢な時間でした。
感謝。
大変なこともたくさんありましたが
まどかぴあさんが企画してくださらなかったら
この作品に、この座組に、出会うことはできなかった。
役者として初めましての地、八代や宮崎の
お客様に出会うこともできました。
今の熊本八代という地で、宮崎という地で
この作品を上演すること、この台詞を言うこと
たくさんたくさん感じて考えて変化して…
本当にありがとうございました。
このカンパニーの中でもどかしい思いも悔しい思いも
もちろんひとつになれた喜びも幸せもさまざま
複雑に思い巡らせた浮足町。
八代から始まった有志によるダンスレッスンの
(結局みんなやりたくて参加した)発表もあったり
みんなでカラダ動かしてみんなでくたくたになって
踊り狂えて良かった。
そして、「楽しかったー」「幸せだったー」
だけで終われない、終わらないラストになって
本当に良かった。この先をちゃんと見なきゃ
と。
内藤さんとは
13年前の「大砲の家」で出会い
10年前の「雨かしら」は、以降しばらくずっと
酒瀬川の代表作と言われて嬉しくありがたくも
塗り替えられない苦しさも味わい…
そして、今回が3回目。
いろんなことが押し寄せましたねぇ。
また、いつか、内藤さんと…と願うのですが
「もう3回やったんだからいいだろうw」
とか言われそうな気がします。
なんだかんだ毎回思うのは、本当に
「おおきい人」。
そして、成志さん。
誰よりも短い休憩で時間と愛情を注いでくださり
真っ正面からバシーンとストレートにダメ出されて
きつかったけど、それ以上に何よりも贅沢な時間でした。
もらうばっかりじゃ情けないからたたかいたい!と
食らいつくけれど実際に絡むシーンはあまりなく…
それでも共演者として大先輩として本当に
いろんなことを浴びせ続けてくださいました。
最後の最後。打ち上げ終わりの別れ際。
私にもなんか言葉ください!とか
子どもじみたおねだりをした私に。
ないよ!!!と言い放ったあと
なんだかんだ言いながらちゃんとくれたお兄ちゃん。
もう、ちゃんとお姉ちゃんになりなさい。
そのためにちゃんと自信をもちなさい。
足りない足りないじゃ、いつまでも足りないまま。
先輩としてひとに与えるひとになりなさい。
成志先輩、ありがとうございました。
たくさん書きたくなるような
なにも書きたくないような
そんなそんな、今です。
けっこう書いたけど💦
ただ、ひとつ、本当にこれだけは。
「浮足町アンダーグラウンド」
心寄せてくださったすべての方々に感謝です。
ありがとうございました。
明確な答えなんてないことばかりだけれど
それでも明日へと続いていく続けていく