その他活動内容

プレ!俳優showcase~ショウケースでできること~

くうきプロジェクト ワンコイン実験シアター
「プレ!俳優showcase~ショウケースでできること~」

これは俳優が自分のモノローグ(長台詞)なり特技なりを様々な演出家の前で発表
することで自己紹介をし、将来のキャスティングにつなげよう、という企画です。
欧米では一般的なこのショウケースを日本でやってみようという試みです。
より効果的に行うためにたくさんの俳優と演出家の参加を求めています。
フリーの俳優さんや現在まさに客演探しの真っ最中の方、男優不足・女優不足に
困っている演出家の方にはもってこいのイベントだと思います。

2006年1月17日(土)   会場:福岡市立青年センター 1階ロビーステージ
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【イベント2日前の日記より】
この企画の担当者クラゾノマキさんから、年が明けてからの突然のお誘い。
ちょっとビクビクしながらも、いっちょ挑戦してみるか、と参加することにしました。

私は普段、フリースタイルだったりパフォーマー的な分野は苦手でして
台本があって、台詞があって、やっと何かを表現できる人間だと思っています。
なので、こういう企画はかなりの苦手分野なのですが、なにごとも挑戦。
およそ3分~5分のあっという間なプレゼンです。

【終えて・・・の日記より】
予想以上にたくさんの方々が見に来られて、ロビーが満杯。
椅子を出すくらい大盛況で、失礼ながら予想では10人くらいの前でやるもんだと
思ってたから、一気に緊張しました。と、同時にテンションあがりました。

むしろ客席に少人数だとホントにオーディションみたいですごく緊張したかも
しれないけど、たくさんの人が見てくれていたので、カフェイベントの舞台に
立ってる みたいで、緊張しつつも楽しめました。

5分といえど、たった一人でその時間を、その空間を埋め尽くすというのは
かなり難しいですね。当たり前のことだけど、あらためて。
でも、自分で組み立てた即興芝居で、お客さんにちゃんと楽しんでもらえたことは
またひとつ自信になりました。

他の参加俳優が知り合いばっかりだったので、そのあとに突然始まった
キャスティング予定のお客さん持参の脚本を役者に読ませてみよう
という企画がまた、やるほうも、見るほうも楽しかったです。ですよね?
吉浦彰彦とコンビでの初見台本での芝居はホントに楽しかった~。
旧知の仲での即興掛け合い。あれはお客さんにもじゅうぶん楽しんでもらえた
のではないか、と思っております。

今回はプレでしたが、今回をふまえての第一回ショウケースが6月にまた
開催されるそうです。俳優として、演出家さんに自己アピールしたい方、
逆に出演者を探している方々、ぜひ参加してみてはいかがですか?

私は今回ありがたいことに、初めてお会いする劇団の方から お声を
かけていただくことができました。(※)

なにかのチャンスには繋がるのではないかと思います。
どんな企画でも、どんなに急な参加でも真摯に取り組めば。

 

※劇団爆走蝸牛(のちの14+)の中嶋さとさんに声をかけていただき
4月の本公演「加納の鼻」に吉浦彰彦ともどもキャスティング決定しました。

 

 

 

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site