THEATRE SONES × VOICES COMING 「したためる→立体にする」の図式
東京から帰ってきた、平岡陽介のおなじみのリーディングイベント「ボイスカミング」と
ソネス恒例のお芝居イベント「テアトルソネス」の久しぶりの競作。
■詩人 平岡陽介「グラマラス海峡」
■ライター 宮本喜代美「楽しいと言ってみる」
ふたつの文章を、体温をくぐらせると、立体になる。
福岡で名をとどろかせる4人の、てんでばらばらの個性をもつ俳優たち。彼らが感受した
「文章だったもの」は、どのように形を変えて、アウトプットされるだろうか。 そこに
必要なエッセンスは、立体に立てる大工仕事のような演出と、観客の「想像力」。
演出は、福岡をあとにしたはずの「岡本ヒロミツ」 テアトルソネスは、岡本ヒロミツなし
では成り立たない。「見えるもの」「聞こえるもの」と「見えるはずのないもの」の境界線を、
想像力が消していく。朴訥とした平岡陽介の詩が、宮本喜代美の私日記が、 舞台の上で、
みるみる間に立体的に展開されていきます。
演出案:岡本ヒロミツ
CAST
中村卓二(ギンギラ太陽’S)
要ズン(青薔薇団)
濱崎留衣(青薔薇団)
酒瀬川真世(che carino!/che carina!)
2009年3月29日(日) 会場:カフェソネス
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テアトルソネス×ボイスカミング 『したためる→立体にするの図式』
昨夜、無事に、終了いたしました。いつもながら、たくさんの温かい手に支えられて
ワタクシ自由にやらせていただきました。毎回懲りずに呼んでいただいて、ありがとう。
劇場ではない空間、戯曲ではない文章、 舞台と客席の境界線がぼんやりしていて
台詞ではなくて言の葉を届ける感覚。 放つというより、漂う空気に混ぜる感じ。
いつまでもテアトルソネスが続くかぎり 寄り添っていけますように。