日記

落語茶屋ソネス2015、終幕。

20151202

昨夜は、落語茶屋ソネス、本年最後の、歳暮の会でございました。

歳暮、と言えど、月初めの1日。なかなかご来場は難しいかな・・・
なんて一同の予想を大きく裏切るたくさんのご来場、ありがとうございました。

今回で2度目の高座となる椿亭小鈴(つばきてい こりん)こと小湊倫子。
会場には彼女のご贔屓さんがたくさん。
ソネス茶屋としては新人ながらさすがの人気者。

出番前に握手を求められ・・・りんこでも緊張するんだなぁ~、と
同級生で妹弟子の背中を見送り、奥にもそれを見守るソネス落語メンバー。

痛風亭最弱さんを筆頭に、曾根巣家月曜さん、曾根巣家落花生さんのお三方、
客席から遠いカウンターの中の奥に隠れているのをいいことに、小鈴の枕中に
近場の茶屋メンバーにしか聴こえない小声でツッコミが飛ぶ飛ぶ飛ぶ。
背後からの3人の生コメンタリー副音声とともに落語を楽しみました。

自分の上演出番でなくても、基本的には落語会に駆けつけ見守るメンバー。
劇団でもないのに・・・こういう企画?カンパニー?めずらしいのでは。
家族のような部活のような不思議な絆で結ばれたソネスファミリー。
家族のように優しく見守り、部活のように切磋琢磨、みんなライバルであり・・・
そんな、落語茶屋ソネス軍団でございます。

小鈴の噺「厄祓い」の枕では、今年のお正月に我ら厄年女ふたりで
厄八幡にお参りしたあと、カフェで厄年女子ふたり(まったく他人)に遭遇し
話してみたら彼女らは二つ前の厄年若女子だった、というエピソードが披露され、
あぁ、そういえばそんな正月だったなぁー、と懐かしく振り返ったり。

今回のゲスト、タケダ2000GTさんの痛快な笑いと潤いの歌声にこれまたやられ。
やんちゃとお洒落と哀愁とおふざけが絶妙ミックスで笑いながら酔いしれた。
来年もおそらくソネス茶屋に登場してくださるようですよ、お楽しみに♪

そして我らが真打ち、痛風亭本物(つうふうてい りある)こと
山下晶さんの「堀の内」。枕から笑いっぱなしでいつの間にか
本編に雪崩れ込んでどこまでもボケ倒して止まらない
軽快でパワフルな噺に会場全体で飲み込まれ、一体となって
爆笑の波が何度となく押し寄せ・・・「抱腹絶倒」ってこうゆうこと?
いやー、笑った笑った。ひとりひとり、というより、会場みんなで笑った感じ。

おわったときの、会場全体の空気、お客様のお顔
お歳暮の会にふさわしい、しあわせな夜になりました。

本年はこれにてお仕舞い。
来年も落語茶屋ソネスをどうぞご贔屓に♪

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site