日記

グレコ公演。カン・ミンジさんと。

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先日の日記でご紹介した グレコローマンスタイルの公演
「晴レタラ、見エル。 ~僕がBUSANであれでして~」
福岡公演が終わりまして、 今週末の釜山(プサン)公演のため
メンバーのみなさんは釜山入り。

私は…もちろん… メンバーではないので日本にいます(笑)

メンバーではないのですが
打ち上げの席や翌日のミンジさん会などなど皆さんの仲間に入れていただき
いっしょに過ごした数日間でした。

公演の前には稽古場に見学におじゃましレポートしたり
小屋入り前日にはキムセイル氏や三坂嬢や交流ひろばメンバーや
カン・ミンジさんと晩ごはんをご一緒し、千穐楽の日曜日には
まずシンポジウムを聴き、それから 「晴レタラ、見エル」を観劇し
終演後の楽屋では関連企画のワークショップで講師をされた演出家の
ジュ・ヘジャさんと初めましてなのに日本語×韓国語でひたすらトークし
打ち上げでも再び皆さんとミンジさんと遅くまで喋り倒し、さらに翌日
ミンジさんショッピング&お食事まで すっかり仲良く過ごさせてもらいました。

カン・ミンジさん。
愛らしくエネルギッシュで健やかで、 もちろん女優としての実力も兼ね備え
素晴らしい人と出会えて短期間ですっかり友だちになれた喜び。

釜山公演を目撃できずとっても残念・・・。
釜山ではどんな風に受け止められるのかしら。
やはりどうしても単純に、日本語のほうが ウエイトがあったように見えたので
そのあたり どんな反応になるのかしら、と、それを現地で見たかった。

よくある字幕翻訳の舞台ではなく、 日本語と韓国語が飛び交う世界。
通訳の役の人物が登場しないところは、放置のまま進む。
その何言ってるか分からない、分かりたい、けど分からない
けどなんか分かった気がする…けどぜんぜん違うかも…
この通訳さんも本当にちゃんと訳してくれてるの?!みたいな
コミュニケーションの難しさと、でも 心意気で通じることもあるかも
みたいな不思議な感覚が 釜山でも伝わるといいなー。

グレコ公演出演のみなさま!
釜山公演、ふぁいてぃん!!

 

 

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日記

釜山-福岡グレコ公演、稽古場訪問。

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今週末、福岡市天神のソラリアステージ6Fにある、西鉄ホールにて
グレコローマンスタイルの「晴レタラ、見エル」という演劇公演が上演されます。
先日、自分の稽古休みの日があったので、このタイミングしかない!と
稽古場におじゃましてきました。

公演情報が公開される頃から、福岡-釜山の交流企画に自分も少しずつ関わってきていることもあり
このブログやfacebook、twitterなどで、公演情報をシェアしたり新聞記事を紹介したりしてるのに
肝心の、どんな作品かは、あんまり知りません…では無責任。

ということで。
応援しとります!よかったら是非~☆と言うからには自分の目で確かめなきゃ!
てなわけで、おじゃましてきましたのです。

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こちらは今回の公演に出演するため釜山から単身福岡にやってきた女優の
カン・ミンジさん。国レベルでは日韓問題で揺れる中、ひとりで滞在して共同制作。
その心意気にまず拍手。そして近い将来自分もその予定があるから、親近感。

そう。国レベルでは・・・てのと、個人間は、また別問題。
別問題なんだけど、国民のひとりであるわけだから無視はできない。
そんなことも、まずは、直接会って顔を合わせてみないと。
「分かること」も「分かり合えない」ことも「ある」ってこと「きちんと」感じないと。
これは福岡-釜山の交流企画に携わっていて、自分でも感じるし
他者からのいろんな「ご意見」を耳にして、ますます感じること。

日韓、ではなく、福岡の私と釜山のあなたがつながった・・・そんなところから始まった
私の釜山-福岡交流については、このブログでも以前に2回ほど書いてますので
記事をさかのぼって読んでもらえたら嬉しいです。

さて、話はもどって、稽古場。
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今回出演される福岡の俳優さんの中で、いけださんと二橋さんとは韓国語と日本語
どちらも話す役どころ。実際、おふたりは韓国語がペラペラでありまして、稽古場でも
通訳として大活躍。自分の役と、通訳しながらと、日本語と韓国語と・・・すごい。

今回、とにかくこの稽古場がすごくおもしろかった。
この共同制作の場を公開したらイイんじゃないかしら?と思うほど興味深いやりとりが続き
コトバでは説明できない、その混沌としているようで、通じ合っちゃってる、でも通じてるの?
な不思議な世界が稽古中も休憩中も繰り広げられていて、もうこの稽古場まるごと作品やん!
って思いましたとさ。作品、とは、そんな単純なものでないことは、もちろん承知のすけ。

わたしが稽古を見せていただいたので、第2場というところ。
オープニングでもなくクライマックスでもなく、物語が進みだしてちょっとしたとこ。
福岡メンバーずらりの中に、カン・ミンジさんも登場して、てんやわんや。

この芝居、「通訳芝居」と呼んでいるようで、外国語での上演の場合、多くは舞台のどこかに
設置されたスクリーンにプロジェクターで字幕が入ります。もしくは、ナレーションのように
大まかなシーンとシーンの間に状況説明が入ったりすることもあります。

今回のグレコの作品は、先ほども書いたように、劇中で通訳が入ります。
それは、作品に関係ない人が上演の台詞をいちいちお客さんに通訳する
ということではなく、作品の中の日本人と韓国人の関係の中で通訳に入ります。
ん。説明、下手。要するに、通訳をする役割を担った人が登場するのです。
そしてその人が登場しないシーンもあるわけで。登場しても韓国語同士だったりするわけで・・・。

あんまり書くと、アレでしょうが、客席に座っていて、リアルタイムで
「この人、今なにを喋ってるんだろう…?」ていう言葉が通じない人どうしの
ディスコミュニケーションを自分も体感しながら見ていく感じ。

全編見られてないので、公演ではどんなことになっているのか非常に楽しみです。
大好きな俳優さんもたくさん出演されてます。公演は今週末。詳細は下記の通り。

あ、その前に、おまけ。
わたしの大好きな女優さん、坪内陽子さん。
今回もバシーン!と強烈な存在感で舞台に立ってます。
そんな陽子さんがブログジャンケンで負けた瞬間をパシャリ。・・・ねえさん、可愛いです。
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さて、公演情報。
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2年の沈黙を破り、あの男たちが西鉄ホールに帰ってくる!
グレコローマンスタイル第15回充電期間明け大復活祭

『晴レタラ、見エル。~ぼくがBUSANであれでして~』

■出演
カン・ミンジ【韓国・釜山】
山下 晶/中山 大介
二橋 康浩/いけだ世佳/坪内 陽子/福澤 究
松岡 伸哉(アクティブ・ハカタ)/江崎 幸男

■公演内容
〈福岡公演〉
2014年6月20日(金)~22日(日) at 西鉄ホール
20日 19:30~
21日 15:00~★終演後、ワークショップ開催(参加者以外も見学可能!)
22日 11:00~(日韓シンポジウム開催!)
22日 14:00~
前売 2,500円 /当日 3,000円

〈釜山公演〉
2014年6月27日(金)~29日(日) at ジャユパダ小劇場
27日 20:00~ 28日 13:00~/19:00~ 29日 13:00~
一般 20,000ウォン /学生 15,000ウォン

お問い合わせ:グレコローマンスタイル
TEL:092-283-6155
FAX:092-283-6156
E-mail:greco_seisaku@yahoo.co.jp
Web: http://www.grecoromanstyle.com/

facebook イベントページ:「晴レタラ、見エル。~僕がBUSANであれでして~」福岡公演

 

 

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その他活動内容

オカリナ・馬頭琴コンサート

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妙法寺 ホタルの会 「オカリナ・馬頭琴コンサート」    (写真は2013年のホタルコンサート)

昨年に引き続きコンサートの進行役と
今年は馬頭琴楽団のみなさんの演奏と一緒に朗読もします。

バラエティーに富んだ楽器が続々と登場する贅沢な演奏会。
演奏会後、お寺の庭に自生するホタルを見ることができます。

出演
<ゲスト>
オカリナ・ケーナ : 和田名保子

<ドラン馬頭琴楽団>
馬頭琴    : ドラン
低音馬頭琴  : 中村通
ヴァイオリン : 藤松純子
チェロ    : 岸本義輝
ピアノ    : 夏川由紀乃

ドラム    : 榊孝仁

進行・朗読  : 酒瀬川真世

 

2014年6月7日(土) 18:30開場/19:00開演  入場無料

会場 : 妙法寺(福岡市中央区唐人町3-10-41) 本堂にて

※15:00~18:00 ホタル茶会 白書院、黒書院にて

 

||||||||||| あ ・ と ・ が ・ き ||||||||||

今年も、妙法寺 ホタルのコンサートが 無事に終了しました。

昨年に続き素晴らしい演奏会の進行役をつとめさせていただき
ご来場の方々と一緒に演奏を楽しませていただきました。

「スーホの白い馬」の朗読も、楽団の皆さんが心震える演奏でしっかり寄り添ってくださり
背中を押してもらい豊かな空気に包まれながら大切に届けることができました。

会場に入りきれないほどのたくさんのご来場本当にありがとうございました。

進行役をつとめさせていただきながら今年もやはり、みなさんの演奏に心底感動してしまい
きっと誰より私がいちばん堪能してましたというくらい充実の時間を過ごさせていただきました。

演奏が素晴らしいのは当然の事ながら、この座組のみなさんの人柄にすっかり惚れ込み
大ファンになっている酒瀬川です。もう、本当にこのメンバーに出会えて幸せです。

荘厳なお寺の本堂で、小さな子どもからお年寄りまでぎゅうぎゅうに集まって
パンパンの空気の中、一流の演奏者の方々の演奏会なのに笑顔が絶えない会場。

馬頭琴ドランちゃん、低音馬頭琴の中村通さん、ヴァイオリン藤松純子さん
チェロ岸本義輝さん、ピアノ夏川由紀乃さん、のドラン馬頭琴楽団の皆さん。
ゲストのオカリナ・ケーナ和田名保子さん、今回はじめましてのドラム榊孝仁さん

こんな盛りだくさんの、しかもジャンルの違うさまざまな楽器の編成で
オリジナル楽曲や古くから親しまれているおなじみの楽曲の演奏・・・
他ではなかなか体験できない演奏会だったんではないでしょうか。

PA・サポートの吉田真介さん、細かくご配慮くださりありがとうございました。

そして、妙法寺 御厨さん
今年もお招きいただき本当に本当にありがとうございました。
演奏会にご来場いただいた皆さま、関係者の皆さまありがとうございました。
私もご一緒させていただいて、本当に幸せでした。

ありがとうございました、だらけです。

 

またこのような幸せな機会に恵まれますように…

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日記

馬頭琴楽団とスーホ。

20140602

先日、朝から打ち合わせ&リハーサルにいってきました。
お芝居や撮影ではありません。演奏会です。

昨年も進行役で呼んでいただいた
「妙法寺 ホタルの会 オカリナ・馬頭琴コンサート」に今年も呼んでいただきました。
また今度も、と、続けて呼んでいただけることは本当に嬉しいことですね。

もともとラジオ番組「匠の蔵」で、ずーっと前に花村勇作(山下晶)が
ギター製作の匠として取材に伺った、中村通さん。
匠のつどいで私もお近づきになったのですが、中村さんはギター製作だけでなく
他の楽器の装飾を手がけたり、馬頭琴や二胡などいろんな楽器の演奏も。
また、さまざまな楽器にあてて楽譜をおこしたり。ほんとうに多才な中村さん。
そんな中村さんから昨年、この進行のお話をいただきました。

わたしは普段、司会・MCのお仕事はあまりしておりません。
ナレーターも、細かく言えば「ナレーター俳優部」みたいな感じで
基本的にはどのお仕事も俳優としてお受けしております。そのつもりです。

そのことも、司会などは経験が少ないことも事前にお話したうえで
「でも、むしろそれがいいんです」というようなことをおっしゃっていただいたので
それならこちらこそお願いします、とお受けした進行役。

今年もお声かけいただき、ありがとうございます!

そして今回は進行役だけでなく、俳優として、馬頭琴楽団の演奏に合わせて
「スーホの白い馬」を朗読します。なんて贅沢な!

コンサートは、6/7(土) 19:00~ 妙法寺にて(唐人町)  入場無料
15:00~18:00はお茶会があったり(500円)
暗くなってからはお寺の庭に自生しているホタルを見られたり(無料)。

素敵なお寺の本堂でいろんな楽器の演奏が聴けますよ。
無料でこんな贅沢な演奏が聴けるなんて!と参加している私が一番楽しんでいます。

馬頭琴、オカリナ・ケーナ、ピアノ、バイオリン、チェロ、ドラム…
こんなにバラエティーに富んだ楽器の演奏を聴けるとっても贅沢な時間です。

詳細は>お知らせ>「オカリナ・馬頭琴コンサート」ページにて

 

≪写真≫
リハーサル風景。
お昼のはドランちゃんお手製の子羊のカレー!

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活動内容舞台

落語茶屋、はじめました

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ソネス落語は毎月上演!
「落語茶屋、はじめました 〜毎月第一火曜は、落語の日〜」

カフェソネスでは、毎月第一火曜、落語やります。おいしい茶屋的ななにかとかつまみながら、
またはお隣イコネの晩酌セットで出来上がってから、お気軽にひらりとご覧くださいまし。

第一回 6月3日(火) 午後8時開場 8時30分開演
酒瀬川 真世 /椿亭 豆猫  「金魚の芸者」
岡本 ヒロミツ /痛風亭 最弱 「バールのようなもの」

料金(1ドリンク付) :  前売1,200円 当日1,500円

会場・ご予約お問い合わせ : カフェソネス
092-741-8287 (福岡市中央区薬院1-16-18 ※凸版印刷さんの真裏)

 

【ソネス寄席】
福岡市薬院にある CAFE SONES 。
カフェがOPENした年から定期的に上演してきたソネス芝居 THEATRE SONES 。
その第一回からコーディネーターをつとめてきたクロキカオリと
ソネスのオーナー木下雄貴が仕掛ける、福岡で活躍する俳優陣による寄席。
カフェソネスという小さな空間で、お客様と一緒にパンパンの空気を感じながら
高座にあがるソネス寄席。古典落語、新作落語、創作落語、えほん落語。
お声かけいただければ出張もいたします。

岡本ヒロミツ/痛風亭最弱(つうふうてい さいじゃく)
山下 晶  /痛風亭本物(つうふうてい りある)
光安 和幸 /曽根巣家月曜(そねすや まんでい)
酒瀬川真世 /椿亭 豆猫(つばきてい まめねこ)
手島 曜  /流洒落家酔軒(ながされや すいけん)
中村 卓二 /中村 茶巾(なかむら ちゃきん)
天野 智範 /曽根巣家落花生(そねすや ぴーなっつ)

平岡陽介  /詩人。流洒落家酔軒への書き下ろし。
RYO-T   /音響オペ。機材提供。
ワタちゃん /記録撮影。相談役。
クロキカオリ /責任監修。コーディネーター。椿亭豆猫への書き下ろし。
木下雄貴 /ソネスオーナー。THEATRE SONES・ソネス寄席プロデューサー

 

 

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毎月第一火曜日は、ソネス落語。

20140524

これまで番外も含めて年に2~3回ほど開催してきたソネス落語。
来月から、毎月上演!となりました。

毎月第一火曜、午後8時開場、8時半開演です。

これまで出演していたソネス寄席メンバーが月替わりでつとめさせていただきます。
その月1落語の第一回目を、わたくし椿亭豆猫がつとめさせていただくことになりました。

第一回 6月3日(火) 午後8時開場 8時30分開演
「落語茶屋、はじめました 〜毎月第一火曜は、落語の日〜」
酒瀬川 真世 (椿亭豆猫) / 岡本 ヒロミツ (痛風亭最弱)

わたくし椿亭豆猫、これまでは…
第一回ソネス寄席では、小林民治氏の書き下ろし落語「それはそれは」を
それ以降はずっと、クロキカオリ嬢の書き下ろし落語&怪談をつづけて参りましたが
今回は定期寄席の始まるせっかく節目の機会ですので、かねてより挑戦してみようかな?
そうだそうだ挑戦してみたら?と浮かんでいた、古典を…あ、いや新作か、えと…
ソネス落語オリジナルではない、本家の落語の世界での新作(要するに既存の?)
江戸落語に挑戦いたします!江戸落語!!江戸弁!!!

てやんでぃ ! するってぃと・・・ おめぇさん

みたいなことをペラペラっと言いたいのだー!ってのを全開!てな具合の仕上がりに
なるやもしれません。うほほ。椿亭豆猫の新たなる挑戦。

豆猫らしい作品になるよう、構成を練り練りしている今日この頃。

アルコールでもちょいと一杯ひっかけながら見物しちゃろうかね・・・
というような心持ちで気軽にお立ち寄りくださいな☆

※詳細は・・・「お知らせ」ページ>「落語茶屋、はじめました」ご参照くださいませ

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独学では、やはり限界が。

20140513

4月25日のブログ「釜山演劇祭大賞受賞おめでとう!」の中でも触れているように
昨年から韓国、とくに釜山の演劇人との交流をつづけています。
演劇人との交流、と書きましたが、演劇人に限らず、ダンスの分野、映画の分野の
アーティストさん、芸術支援団体の方々にもつながって広がっています。

私は、韓国が好き、な、わけではありません。

と書くといろいろ誤解されるかもしれませんが、「韓国が好きじゃない」ということでは
ありません。「韓国好き(ずき)」なわけではありません、ということです。
私がなにかを始めるとき、なにかに興味をもつとき、そこにあるのは「人」なんです。

私が韓国・釜山の人たちとの交流をはじめたきっかけは、キムセイル(金世一)氏でした。
4/25の記事でも少し触れていますが、出会ったのは去年2013年6月。
日下部信さんの紹介で、セイルさんの俳優ワークショップに参加したのが始まりでした。
その二日間のワークショップがとても興味深かったことと、セイル氏のパワフルさにも惹かれ
釜山という土地に、釜山の演劇に、興味を持ちはじめました。

そうなるともうじっとしてはいられません。実際に釜山に行き、人に会い、現地の演劇を観て
日本語×会話程度ならできる英語×ほんの少しの韓国語のミックス言語+ジェスチャーで
明け方まで語り明かし、ますます「知りたい」「会いたい」「話したい」「一緒に作品をつくりたい」
と思うようになりました。

幸い自宅で加入しているケーブルTVで、たくさんの韓国ドラマを見ることができるので
それまで以上に韓国のドラマを見るようになりました。他の作業をしていても耳になじむよう
TVをつけて声を聴くようになりました。
それだけで、ドラマで頻繁につかわれる様々な単語、フレーズを覚えるようになりました。

ハングルの読み方は、釜山滞在の二日間でイレギュラーなもの以外は基本的には覚え
時間はものすごくかかりますが、どうにか読めるようになりました。
が、読めても、日本語で言うひらがなカタカナのように音がわかるだけで、漢字のように
その言葉の意味がわかるわけではないので、やはり単語・フレーズを増やさねば。

というようなことを思いながら、結局いろいろな言い訳を自分にし、本格的な勉強は置いといて
ほとんど韓国ドラマ・映画・KBSニュースの流し聴きなどだけの独学でやってきました。
が、やはり、当然のことながら、もう限界。ここから先は、言語学なら当然の「文法」の問題。

観念して、文法のテキストを買いました。
んー・・・まだ手をつけ始めたばかりですが、もうつまずいています・・・。

ここで挫折してしまっては意味がないので、もう少し入りやすい「入門編」みたいなのは
ないものか・・・と様々なテキストを読み漁っていましたら、結果たどりついたのが写真の
NHKラジオテキスト「まいにちハングル講座」でありました。結局、文法の解説本では
ありませんが、私にはコレがとてもわかりやすく読みやすいです。

というわけで、しばらくはこのシリーズの過去テキストを少しずつ進めようと思います。

夏にまた釜山に行くので、そのときには、英語をミックスする割合がぐぐぐん!と減って
去年よりも少し喋れるようになって、喜んでもらいたいなと思います。
あ、そうなったら、わたし自身も、もちろん喜びます。

ふぁいてぃん!

 

 

 

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麻里さん、おめでとう会。

2014-05-01marisan

先日の夜、おなじみのカフェソネスにて、東京で大活躍中の林田麻里姉さんの
「紀伊國屋演劇賞個人賞受賞おめでとう会」がゆるりと開催され、当時の仲間が
こぞって駆けつけ、麻里さんに、おめでとう、を言いました。

麻里さんが福岡に帰ってくるタイミングと時間が合うなら、せっかくだから
直接おめでとう、を言いたいじゃないですか!という、つどい。

麻里さんの福岡時代のチラシや写真などなど、壁に飾ってお迎えしちゃおう!
なんてワルダクミのせいでか、おかげでか、実家の押し入れにしまってあった
写真や資料を引っぱり出してみると、昔のいろんな思い出がぶわわわわと襲ってきて
ひぃー!ひぃー!と何度も手が止まりながら様々を発掘。

その時代のイロイロが出てくるものの、麻里さんとの写真が極端に少ない。
あれれれ?と実家から自分のアパートに戻り棚を探してみると…ありましたよ。
これまでの演劇関連ハイライトみたいなアルバムを数年前に作成して忘れてましたの。
その「ハイライト」アルバムに数々の麻里さん。どんだけ好きなの、麻里さんのこと。

2000年、東京に旅立ってからも福岡に帰ってきたタイミングでたびたびお茶したり
こちらが東京に行ったときにお茶したりご飯したり、もちろん出演の芝居を見に行ったり
麻里さんの出演してる映画をひとり観に行ったり…そう。2000年以降も私は麻里さんと
お会いしていたのです。

が、あの頃のいろいろ一緒にやらかした仲間がこんなに集まって麻里さんを囲んで…
集まったみんなが口にしてた。

こんなに嬉しいことで集まれるなんて。
こんなに嬉しいことで再会できるなんて。

14年たっても、経ったから?、こうしてまた道が別れた人たちとも相変わらず近くにいる人も
みーんなごちゃ混ぜで、とにかく目的はひとつ。

麻里さんに、直接、おめでとう、を言いたい。
受賞を知って、どんだけ嬉しかったか伝えたい。

そう。
伝えたい。
と、思ってたんだけど
昔の写真を集めたりしながら言葉を考えてたけど
いざ、麻里さんが登場してみんなで囲んだら、もう、それだけでよかった。

きっと福岡で麻里さんと共演したりして過ごしたのは2~3年。
麻里さんが福岡で活動してたのも5年ほど。
東京に行ってから14年。福岡のほぼ3倍。

そんな話をしてたとき麻里さんが言った。
どの時期にどこにいたか、ってことは大きいね、と。

福岡の我々に麻里さんからラブレターもらった気分。
おかえりなさい、と、いってらっしゃいを繰り返して、おめでとう、なのだ。
また、いってらっしゃい。

そして、きっと、東京の仲間の方たちが今度はおかえりなさい、と言うだろう。

いつでも、おかえりなさい、と待ってます。
これからもますます輝いてください。

そしてまた、誰かのおめでとうで集まれたらいいな

 

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法律ハテナ撮影の風景

20140426hatena

FBS めんたいワイド 火曜日のコーナー「法律ハテナ」のロケでした。
※詳細>profile>レギュラー出演(TV)

朝からイチゴ農園のハウスをお借りして、恒例メンバー山下晶氏とわたくし酒瀬川の撮影。
昨日、早速放送されたようで、数名の方から「イチゴ泥棒しちゃダメよ」と言われました。
あははー。見てくださってありがとうございます。イチゴすごく甘かったです!!

そして今回は、いつものダブル中村(卓二さん&公美ちゃん)はちょっとお休みで
午後からパブリックチャンネル中山大介と上野亜由美ちゃんが合流。
中山君はお仕事ご一緒するのははじめてだったかな。めずらしく同じ年。
亜由美ちゃんは10年ほど前から数回共演あり、先日も別の撮影でご一緒したばかり。
少しメンバーが変わるだけで、すごく新鮮な気持ちで撮影に臨めました。
さて次回はどんなメンバーでお届けすることになるかしら。お楽しみに!

上の写真は、撮影の待ち時間でのヒトコマ。左はカメラのSさん。右は音声のMさん。
3人並んで公園の遊具ではしゃいでおります。大人コドモ万歳。
両脇はバイク(乗り物)なのに、私が乗っている真ん中のだけなぜかパンダ。
公園の遊具ってよくよく考えると、なんで?なデザイン多いですよね。

スタッフさんとリラックスして一緒にはしゃげるような現場、貴重です。ありがたや。
今後ともよろしくお願いしまーす。

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気持ちの良い帰り道

恒例のめんたいワイド法律ハテナのロケが終わり、博多座にかけこみ観劇。
その帰り道。

中洲大洋劇場のあたりで老夫婦に声をかけられた。
お泊まり予定のホテルが分からない、と住所を聞かれ…建物はいろいろ分かっても
「四丁目どこですか?」は自宅や職場がないと分からないものですね。
地図をみせていただくとエクセル東急の近くだとわかったので
「急いでないので案内しますよー♪」と歩き出した。

ご旅行ですか?ときいてみたら、北海道からいらっしゃったんですって。
目的地までちょっと迷いましたが無事に送り届けますと
おじいさんは帽子を脱いで深々とお辞儀してくださり
おばあさんは何度もお礼の言葉をくださった。

「滞在楽しんでくださいね~♪」と手を振りお別れ。お2人の姿を見送り
なんだか涙腺の元栓のとこがジュンと沁みた。

背筋のシャンと伸びたご主人とおっとり優しそうな奥さま
「ともに白髪の生えるまで」
素敵なお二人の旅の一瞬に登場できて嬉しい限りでした。
ほんの5分ほどだったとは思うのですが、袖振り合うも多生(他生)の縁。
博多はイイ町だねーなんて話ながら帰ってもらえたら嬉しゅうございます。
もしかしたら実はさんざん来慣れた町だったかもしれないけど。

そしてまた一周して天神まで歩いていたら、今度は中学時代の同級生が
旦那さんと軽く腕を組んで歩いているのを発見。
二人を包む空気がとても柔らかく素敵なものだったので声はかけないことにして
そっと見送る。幸せな風景をこっそりお裾分けしてもらった。

あぁーなんて素敵な帰り道なんだろか。
「素敵」という言葉しか使えない語彙の乏しさを残念に思うくらい素敵な帰り道。
できれば眠りにつくまでこの素敵な気持ちがジャマされないことを願う。ふひひ

それにしても「素敵」という言葉の響きはなんてステキなんだろう。

にしても他にぴったりなコトバはないものか。
ひらがなのすてきなことばがきっとあるはず。日本らしい言葉がきっとあるはず。

あぉー気持ちのイイコトバの使い手になりたひ。

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釜山演劇祭大賞受賞おめでとう!

去年の夏に韓国・釜山で出会った劇団俳優倉庫のみなさん。
今年も福岡に視察に来られたときに、代表と演出のお2人に再会したのですが・・・

なんと、その俳優倉庫が2014年釜山演劇祭で大賞受賞!
全国演劇祭に釜山代表として出場されるとのこと。おめでとう!!

さらにさらに、なんと!釜山演劇祭で
大賞、演出賞、戯曲賞、演技賞、新人演技賞を受賞し、
5冠ですよ!5冠!
本当に本当におめでとうございます!!

大賞:劇団俳優倉庫
演出賞:パク・フニョン
戯曲賞:パク・フニョン
演技賞:ソ・キョンファ
新人演技賞:キム・ビョンチョル

私もゆるりと参加している韓国釜山×福岡の演劇交流をすすめている
「福岡釜山交流ひろば」の企画で、この劇団俳優倉庫を福岡で見ることができます。

しかも!その上演作品は「四畳半の翅音」!

※「四畳半の翅音」は、鹿児島で活動している「演劇集団非常口」の島田佳代さんが
「第3回九州戯曲賞」で大賞を受賞した作品。

これは福岡と釜山の戯曲交換公演として企画されているもので

HANARO project 福岡/釜山 劇団・作品交流
『四畳半の翅音』『クリスマスに30万ウォンと出会える確率』

として、上演される予定です。詳細はおいおい公開されると思いますが
先ほど書いたように、九州の「四畳半の翅音」を釜山の劇団俳優倉庫が上演。
そして、韓国の「クリスマスに30万ウォンと出会える確率」を福岡で活動中の
M.M.S.Tが上演します。

M.M.S.Tさんの発表によると、キャストは
彰田新平、杉山英美(フリー)、小林ゆう(Do-リンク場・綜合藝能座家 下衆會)
の3名とのこと。

公演日程など詳しい情報はまた公開されたらお知らせしますね。
この記事を読んでアンテナにひっかかってくれた方は
ぜひ追加情報もお見逃しなく!!!

あ、私はどちらにも出演しません(笑

が、福岡×釜山の演劇交流の大きな流れの中にいます。
今回のことに限らず、流れの中にただぼーっといるのは好きじゃないので
いるからにはどんどん動いていきます。実際、去年の6月に金世一氏と出会ってから
夏には釜山視察に同行し、さらにその後、単身韓国に乗り込んで、実際に公演を見て
この人だ!この人すごい!一緒にやりたい!と思った人と熱く交流してきました。
この単身企画としての共同制作の流れは希望をもって未来へとつづいています。

さいきん「韓国はやっとるね」とか言われます。いいと思います。
その流れをなにかしら感じてもらえてるのであれば
少なからず交流の波は広がっている証拠。
その感触は受け取った人それぞれが感じるもの。

これを「はやり」で終わらせてしまうのか
今後この流れが大きな主流として福岡の九州の演劇活動のひとつとして
柱をなすことができるのか、それは今、私が、私たちがどれだけきちんと
人と作品と向き合えるか、お互いの芯にどれだけのものを残せるか
だと思っています。

 

ん。なんだ。おめでとう!!記事のつもりが結局
熱くなってしまった。うほほ。

とにもかくにも、俳優倉庫のみなさん、おめでとう!!!
全国演劇祭でまた輝きますように!そして「四畳半の翅音」福岡公演
楽しみにお待ちしています☆

目の前に流れがあっても心は動かない。
直接その人と会わないことには何も始まらない。
わたしにはいつもそれしかない。

私も私のやるべきこと、やりたいことを太く強くしていこう。

M.M.S.T OFFICIAL SITE

 

写真左:私の隣のきみどりワンピースがソ・キョンファちゃん
写真右:前方左手がキム・ビョンチョルさん右手がパク・フニョンさん

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日記

第11回警固・赤坂・桜坂スタンぷらりぃ

2014-04-22_NOYU

友人のワルダクミスト:クロキカオリが主催している、まち歩き&出会いイベント
「第11回警固・赤坂・桜坂スタンぷらりぃ」 がはじまっています。

2014年4月20日~5月10日まで。 公式サイトfacebookページ

だいたい春と秋に開催されているこの恒例イベント。
私も初日4/20から参加してきました。
この日はWebCMの撮影のお仕事が早く終わったのでご褒美。
大好きな、桜坂のタルト専門店「NOYU」(noyu.info) からスタート。

写真からどれだけはしゃいで参加しているかお分かりいただけるかと。
極うまタルトを大事に大事に食べながら恒例の手書きMAP(スタンプ台紙)を
ゆっくりじっくり読む読む読む。うひひ。

警固・赤坂・桜坂周辺のお店でスタンぷらりぃ。
参加店舗の数、なんと!
51店舗!

私も寄席メンバーの一人として参加している「ソネス落語」も主催している
ワルダクミスト:クロキ嬢がお散歩しながら一軒一軒お店にご挨拶しながら
企画・主催しているこのイベント。
まったくの個人主催で参加店舗51店舗。ほんとこの人のエネルギーすごい。

飲食店、雑貨屋、洋服屋、美容室、レコード店、はんこ屋、ギャラリーなどなどなど。
5/10(土)までの期間中に、参加店舗でお買い物をしてスタンプをもらう。
スタンプが5個たまったら、ご褒美リスト(店舗ごとにイロイロあり!) からひとつ
気に入ったご褒美を選んでもらいにいくのだ。

現在、わたくしのスタンプ台紙には、タルト屋さん「NOYU」と焼肉屋さん「直球」の
2つのスタンプが押されています。ぐふふ。スタンプ台紙(ぷらりぃMAP付)に
スタンプ5個たまったら、次の台紙をもらってどんどんお散歩しましょう!
どんどん素敵なご褒美をもらいましょう!!

スタンプ台紙は各参加店舗さんに置いてありますよ。
あのお店気になってたけどなかなか行く機会がなくて・・・なんて方は
ぜひこの機会に行ってみて、さらにはお店の人とお友だちになってみては?

NOYUの、ぷらりぃ期間中だけ限定の、原価率完全無視!!の心意気
いちごのオニモリタルトを前に満足げなワタクシであります!

 

 

|||||||||| 以下、主催クロキカオリからのご挨拶を転載 ||||||||||

【開催のごあいさつ】

こんにちは。この記事をお読みいただき、ありがとうございます。

警固・赤坂・桜坂スタンぷらりぃ主催、クロキカオリと申します。

私は、この街が好きな、一介の会社員です。この街が好きで、寄り道が好きで思いつき、はじめたこの「スタンぷらりぃ」も、おかげさまで第11回開催を迎えることができました。参加店舗のみなさま、地域のみなさま、家族、友人、愛し、支えてくださるすべてのみなさまへ、心より感謝申し上げます。

たくさんの方から、にっこりごあいさつしていただき、話しかけていただくことを、いつも嬉しく思います。また、メールやお手紙も頂戴し、本当にありがとうございます。母娘で楽しい時間を過ごせた方、ふくろうの森にふくろうを探しに行く相談をくださった方、引っ越してこられたばかりの方、ささやかでも気持ちを交わせますことを、いつも心から有り難く感じます。

人生という有限の時間のなかで、日々を丁寧に暮らすこと、大切なひとと自分自身を慈しむこと、親愛なる気持ちをもって、人と、まちとふれあうこと、そんなきっかけになりたくて、私はこのスタンぷらりぃをはじめました。

あなたがだれかと出会う仕掛けだったり、お散歩というごく小さな非日常のご提案だったりしながら、まだ出会っていない、だけどこの刹那におなじ時を生き、おなじ景色を見ているだろうあなたと、なにかきらりとした、またはやわらかであたたかいなにかを、きっと共有できますように、今回も、祈りをこめて、開催いたします。

そしていつかあなたに出会ったら、お互いのかけがえのない暮らしに乾杯するように、笑顔で会釈を交わせることを、心から願って。カルペディエム。

2014.4月20日 yours,クロキカオリ拝

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その他活動内容

レギュラー出演(TV)

<TVレギュラー>

■FBS福岡放送 「めんたいワイド」 (月~金曜 15:48-17:48 )

毎週火曜日17:30頃 身近な法律問題を解決! 「法律ハテナ」コーナ。
パブリックチャンネルから山下晶、中村卓二、酒瀬川真世、中村公美が
再現ドラマにレギュラー出演中。

 

【過去のレギュラー出演】

■テレビ西日本(TNC) 「ラブ得 賢い主婦のお金Book」

福岡銀行がテレビ西日本と共同制作したデータ放送番組。
2人の元気な主婦(福岡さんと小得田さん)のお金にまつわる井戸端会議。
その話題で出た素朴な疑問に銀行員が分かり易く説明し解決を図るストーリー。
毎週金曜日の午前11:25-11:30放送の5分番組。
私(福岡さん)と劇団GIGAの猛者真澄(小得田さん)のコンビで主婦コント。

2007年10月5日~ 全13回放送

 

■J:COMチャンネル福岡(CS) 「わいわい福岡」

福岡市で活動しているさまざまな団体(主にNPO法人)を取材して
スタジオに代表の方をお招きしてお話をおうかがいする15分。
さとうともやす氏、タスマン氏と3人で番組パーソナリティを務める。

2008年7月-2009年3月

 

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日記

撮影メイキング

kanekocamera

2013年夏。

このサイトを立ち上げるにあたって、このサイト用に写真を撮りたい。
せっかくなら「撮ってもらう」というよりカメラマンさんとセッションしたい。

このサイトを一緒に立ち上げてくれたデザイナータカッシクスの紹介で
カメラマンのカネコマサカズさんと出会いました。

お会いするまでは、どんな写真を撮ろうかとかいろいろ考えていたけれど
実際に会ってお話してみたら自然とイメージがふんわり浮かんできて
お散歩でもしながらとりあえずテストで撮ってみましょうよ。
それで気に入ればそれでいいし、みたいなゆるい感じで撮影に出掛けることに。

紹介していただいたときに見せてもらったカネコさんの写真たちが
とても素敵だったので、あんまり細かいこと決めずに身をゆだねよう、と。

撮ったときにその場で見られるデジタルカメラじゃなくて
一期一会、一発勝負、失敗するかも・・・でもそれが楽しいし感触が好き
な、フィルムカメラムで撮影することに決定。

2013年9月某日、福岡市内某所。

レトロなニオイのするデッカいカメラで、のんびりお散歩撮影。

デザイナーのタカシックスと愛娘ちゃんもお散歩に参加。
お天気にも恵まれ、快適な日の光の中で、ほのぼの幸せ~な風景を見ながら
自分が暮らす町の、でも、ちょっとだけ足を伸ばして知らない路地を、お散歩。

はじめましてのカメラマン、カネコさんと気ままな撮影。
あちらもこちらも気ままに過ごす撮影タイム。不思議な時間でした。

その日はどんな写真が撮れているのかわからないまま解散。
後日、警固のアルバス(albus)で現像できた写真を受け取りドキドキで開く。

映像撮影でもナレーション収録でもよくあります・・・テストが一番いい。

そのとおり。
テスト撮影と気軽にのぞんだ写真たちが今、トップギャラリーに。

 

さて、次は誰と何をして遊ぼうかな。

*Top gallery
session theme : sanpo
photo by kaneko masakazu (nevermaind.st)

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日記

第11回 匠のつどいin 大分

Processed with VSCOcam with c1 preset

2014.4.2(水) 大分にいました。

この春で10周年を迎える、FM福岡 「匠の蔵~words of meister~」
毎週土曜日の夕方(県によっては夜)に放送しているこの番組は
九州・沖縄各地の匠を取材して旅を続けるルポライター:成瀬薫役として
番組スタートからパーソナリティーをつとめています。
※詳細は プロフィール>「匠の蔵

この番組の5周年の節目にはじまった、「匠のつどい~meets of meister~」
これまで番組で取材した匠の方々をお招きして盛大なパーティー。
食・工芸・芸能の世界のさまざまな匠を取材してきたので、まさに「異業種交流会」。

この日はその半年に一度開催される匠のつどい。
11回目を数えるつどいの会場は桜が満開の大分。各県もちまわり開催も2周目。

普段、花村勇作(山下晶)とは別々に取材に出掛けているため
番組だけの関わりであれば、放送で、収録で、しか聴くことのできなかった
花村勇作が取材した匠にも直接お会いすることができる貴重な機会なのです。

今回も日本中が消費税8%に対応でお忙しいこの時期にもかかわらず
たくさんの方にご出席いただきました。

番組10年、つどい5年。
長いお付きあいになりました。

春という、番組10年という、俳優20年という節目をしっかり刻んで
匠の蔵 11年目も大切にお届けしたいと思います。

tsudoi11_2

番組スタッフである私どもは、もちろんこのテーブルには座れません・・・ふふ。

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告知

公式サイト立ち上げました。

park

こんばんは。酒瀬川です。
このたび、公式サイト sakasegawa-mayo.jp を立ち上げました。

はじめましての方もいらっしゃるかしら。
福岡・九州を拠点に俳優として活動しております酒瀬川真世と申します。
舞台・映像作品への出演、CMナレーションのお仕事を中心に生活しております。

1994年から舞台に立ちはじめ、この春に、演劇生活20周年を迎えます。
・・・実は、年の数のかぞえ方が分からなくなり、今年はまだ20年目で、来春が20周年だと思い込み

>20周年だとすると、1994年から、まる20年、つまり、2015年の春ということになります。
>なので、正確に申し上げると、この春に、20年目に突入いたします。
>が、お祭り好きのわたくしは、「~年目」より「~周年」のほうがお祝いっぽいかな
>節目っぽいかな、テンション上がるかな・・・というチョイス。
>しかし20周年!!というと嘘つきになってしまうので、つぎの春までのこの1年間を
>「20周年YEAR」というお祭り年間にして、いろんなことをしていきたいと考えました。
>記念公演をうつ!とかそういうことではなく、節目になることをいろいろ。
>そのはじめが、このサイトの公開です。
>来春の20周年にちゃんとすればいいんですけどね。思い立ったが吉日、に近いです。
>もう、やろう!と思ったら動き始めないと気がすまない性格なので。

とつづっていたのですが、よくよく考えてみるとやはり間違いなく、この春で20周年でした。
そんな慌て者が芝居をはじめて20年の節目でございます。

今回、このサイトを立ち上げるにあたっては1年ほど準備してきました。
友人でWebデザイナーのタカシックスに、きちんと「お仕事」として依頼して
何度も打ち合わせを重ね、撮影にも出掛け、取材として芝居を観てもらったり
いろんな方法でイメージのキャッチボールをしながらカタチにしてきました。

せっかくなら私の活動記録・発信だけじゃなく、一緒に活動してきた人たち
共有してきた空間、一瞬でも道が交わった別の世界のアーティストたち
いろんな人、場所、企画などなど、福岡にこんな人がいるんですよ~
九州ではこんなことがあってるんですよ~、あったんですよ~、という
さまざまをみんなひっくるめて記録に残したい、紹介したい!!
という想いで・・・

こんな人たちの人生と交差してできてきた酒瀬川です。
こんな場所の空気を吸って生きてきた酒瀬川です。
こんな企画に育ててもらった酒瀬川です。
演劇以外に、ナレーション以外に、映像以外に
こんなこともしています。あんなこともしてみました。

そんなプロフィール(活動記録・バイオグラフィー含む)を公開しています。
まだまだすべて公開しきれていませんが、未公開分も含めて
おいおい更新していきたいと思います。
そして、もちろん、これまでの記録のアーカイブとともに
これからまた新しいイロイロを発信していく拠点にもしていくつもりです。
まだまだ一緒に作品づくりをしてみたい人がたくさんいます。
やってみたいこともたくさんあります。

俳優、演出家、劇作家はもちろん、音楽家、画家、カメラマン、デザイナー
メイクアップアーティスト、スタイリスト、職人さん、いろんなお店 etc
さまざまな人たちと出会って、何かをつくりたい!!と思えば
それらを発表できる場にもしていきたいと思います。

その第一弾がトップページのギャラリー。
今回はカメラマンのカネコマサカズさんと、「お散歩」というテーマで撮影。
メイクアップしてライトを浴びる「女優」酒瀬川をちょっと置いてきて
わたしが暮らす福岡の、でもちょっと入っていったことないな、という路地を
お散歩してみました。 福岡在住のみなさん、どのあたりか分かりますか?

これからも、この土地を拠点に、時にはいろんなところに足を伸ばして
時には海を越えて、滞在したりして、近くても遠くてもいろんな土地の人と出会って、
いろんな作品づくりをしていきたいと思います。

はじめましての方も、いつも応援してくださる方も、俳優仲間のみなさまも
お仕事関係の方々も、いろんなジャンルの表現者の方、支えてくれるスタッフの皆さま
これからも末永く、どうぞよろしくお願い致します。

最後に、根気強く私の芯を探って、少しずつ少しずつイメージをカタチにしてくれた
Webデザイナーのタカシックスこと木村尚史さん、本当にありがとう。
これからもよろしく

2014.4.1  酒瀬川真世

エイプリルフールだけど、嘘じゃないよ。

 

 

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その他活動内容

Black Spring – Noyaki - 

PHOTO 

黒い春 – 野焼き -   /   Black Spring – Noyaki –

model : 酒瀬川 真世 / Mayo Sakasegawa
hair&make : 田浦 咲子 / Sakiko Taura – grand jete –
photo : 越智 達也 / Tatsuya Ochi – Distance
direction&styling : 宗 輝 / Hikaru So – DeeP

作品は公式ページでご覧ください

Black Spring – Noyaki –

 

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活動内容舞台

RAWWORKS「素敵じゃないか」 ツアー

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RAWWORKS 「素敵じゃないか」 ツアー
公式サイト公式ブログ

7年間不妊治療をつづける30代夫婦と
予期せぬ妊娠に慌てふためく20代カップル
それぞれの一年間の物語。

脚本 : たじま裕一(長崎ドラマリーディングの会・長崎)
演出 : 池田美樹(劇団きらら・熊本)

CAST
酒瀬川真世(che carino!/che carina!・福岡)
川内清通(RAWWORKS・長崎)

舞台監督:山下昌文(ACN)
照明  :坂本龍彦(劇団「市民舞台」)
音響  :寺師裕(劇団きらら)
振付  :SAYHA(act up feeling)
デザイン:阿比留由貴
制作  :久原淳子(parfournir ruxu)、古殿万利子(劇団きらら)
長崎制作: 枡田尚子(NDR)、蒔田尚美(F’s Company)

【RAWWORKS「素敵じゃないか」プロモーション映像】

<ツアー実績>
【大分公演】主催:大分市 「大分市 家族の絆創生事業」
2012年12月 8日(土) -12月 9日(日)    会場:AT HALL
【熊本公演】
2013年 2月 2日(土) – 2月 3日(日)   会場:ギャラリーキムラ
【長崎公演】
2013年 4月 6日(土) – 4月 7日(日)   会場:宝町ポケットシアター
【福岡公演】
2014年 2月15日(土)- 2月16日(日)  会場:博多リバレインホール

長崎の作家たじまさんご自身の演出により2010年に初演された「素敵じゃないか」。
CASTも長崎の篠崎雅さんと川内清通という、長崎で生まれた作品。

その作品を観劇した大分の制作者久原さんの提案から
大分市子育て支援課の重石さんにこの作品が伝わり
大分市主催での上演が決定したことにより、新生「素敵じゃないか」が発動。

演出家に熊本の池田美樹、代表川内の新たな共演者として福岡の酒瀬川が加わり
長崎・大分・熊本・福岡という、県またぎメンバーでの作品づくりとなった。

大分、熊本、長崎での上演をご覧いただいた方々から
福岡公演上演に際しては多大なるご声援・ご協力をいただきました。
ありがとうございました。

この作品は、この先ももっともっといろんな土地で上演していく予定です。
ふたたびチーム素敵みんなで新たな土地のたくさんの人に出会える日を
楽しみにしています。

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声/ナレーション活動内容

ここに、我あり

第25回九州劇場シナリオコンクール入選作     NHK福岡放送局 ラジオドラマ
「ここに、我あり」

脚本家の登龍門として知られるNHK福岡放送局主催の
「九州劇場シナリオコンクール」の入選作品の放送。

「ここに、我あり」は、福岡で活躍する劇団「グレコローマンスタイル」
代表 山下晶氏の自伝的なストーリー。

作 :  山下 晶

CAST
坪内守  酒瀬川真世  坂口裕介  上田裕子  林雄大  眞島左妃
瀬口寛之  矢山治  邑木みほ  吉田淳  井芹誉子  柴田和雄  山下晶

2009年2月21日(土) 21:05-21:45  NHKラジオ第1(九州沖縄ブロック)

主人公(坪内守)の彼女:美先役で出演。

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その他活動内容

プレ!俳優showcase~ショウケースでできること~

くうきプロジェクト ワンコイン実験シアター
「プレ!俳優showcase~ショウケースでできること~」

これは俳優が自分のモノローグ(長台詞)なり特技なりを様々な演出家の前で発表
することで自己紹介をし、将来のキャスティングにつなげよう、という企画です。
欧米では一般的なこのショウケースを日本でやってみようという試みです。
より効果的に行うためにたくさんの俳優と演出家の参加を求めています。
フリーの俳優さんや現在まさに客演探しの真っ最中の方、男優不足・女優不足に
困っている演出家の方にはもってこいのイベントだと思います。

2006年1月17日(土)   会場:福岡市立青年センター 1階ロビーステージ
_________________________________________________

【イベント2日前の日記より】
この企画の担当者クラゾノマキさんから、年が明けてからの突然のお誘い。
ちょっとビクビクしながらも、いっちょ挑戦してみるか、と参加することにしました。

私は普段、フリースタイルだったりパフォーマー的な分野は苦手でして
台本があって、台詞があって、やっと何かを表現できる人間だと思っています。
なので、こういう企画はかなりの苦手分野なのですが、なにごとも挑戦。
およそ3分~5分のあっという間なプレゼンです。

【終えて・・・の日記より】
予想以上にたくさんの方々が見に来られて、ロビーが満杯。
椅子を出すくらい大盛況で、失礼ながら予想では10人くらいの前でやるもんだと
思ってたから、一気に緊張しました。と、同時にテンションあがりました。

むしろ客席に少人数だとホントにオーディションみたいですごく緊張したかも
しれないけど、たくさんの人が見てくれていたので、カフェイベントの舞台に
立ってる みたいで、緊張しつつも楽しめました。

5分といえど、たった一人でその時間を、その空間を埋め尽くすというのは
かなり難しいですね。当たり前のことだけど、あらためて。
でも、自分で組み立てた即興芝居で、お客さんにちゃんと楽しんでもらえたことは
またひとつ自信になりました。

他の参加俳優が知り合いばっかりだったので、そのあとに突然始まった
キャスティング予定のお客さん持参の脚本を役者に読ませてみよう
という企画がまた、やるほうも、見るほうも楽しかったです。ですよね?
吉浦彰彦とコンビでの初見台本での芝居はホントに楽しかった~。
旧知の仲での即興掛け合い。あれはお客さんにもじゅうぶん楽しんでもらえた
のではないか、と思っております。

今回はプレでしたが、今回をふまえての第一回ショウケースが6月にまた
開催されるそうです。俳優として、演出家さんに自己アピールしたい方、
逆に出演者を探している方々、ぜひ参加してみてはいかがですか?

私は今回ありがたいことに、初めてお会いする劇団の方から お声を
かけていただくことができました。(※)

なにかのチャンスには繋がるのではないかと思います。
どんな企画でも、どんなに急な参加でも真摯に取り組めば。

 

※劇団爆走蝸牛(のちの14+)の中嶋さとさんに声をかけていただき
4月の本公演「加納の鼻」に吉浦彰彦ともどもキャスティング決定しました。

 

 

 

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声/ナレーション活動内容

モテモテまちこの初めての恋

CROSS FM タマホームprestnts ラジオドラマ
「Let’s Your Happy Life モテモテまちこの初めての恋」

町田まちこ、24歳。通称、モテモテまちこ。
女性に敵視されても、周りがなんといおうと、地球上に私に夢中で、 私を愛する男たちがいる限り、
ひとりの男に縛られず、楽しいデートライフを楽しむわ!・・・そんなモテモテまちこさん。
ある日、先輩に頼まれ、女にまったく興味がない&冴えない&地味な男・河野良平のハートを
射止めるようにお願いされた! そんなの楽勝♪と思っていたまちこさん。
今までまわりにいなかったタイプの河野良平に翻弄される日々!
ふたりはいったいどうなるの? まちこのHappy Lifeはどうなっちゃうの?

まちこ:鶴田佳奈子

‎‎2008‎年‎4‎月‎4‎日-‎9‎月‎26‎日 CROSS FM 全26話放送

CROSS FM にて毎週放送されていたラジオドラマ。
パブリックチャンネルで万能グローブガラパゴスダイナモスの鶴田佳奈子ちゃんが
モテモテまちこという主人公を痛快に演じています。 下記ページから全26話お聴きいただけます。
私は恋のお相手の元カノ・みずほ役で出演。

CROSS FM podcast モテモテまちこの初めての恋 – cross fm
iTunes モテモテまちこの初めての恋 (配信者: CROSS FM)

 

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