日記

秋の大濠公園をお散歩。

この頃、暇しています(笑)

たまに仕事してます。

たまに打合せしてます。

たまに映画を見に行ったりしてます。

たまにハングルのテキスト開いてます。

ほとんど寝転がっています。

……だめ、だめ。

だって、スケジュール一応空けといてください
→直前に……延期ですorキャンセルです

が、続いているのだもの
まぁ、仕事柄それはいつものことだけど。

考えなきゃいけないこと
考えてしまうこと
考えたくないこと

ごちゃまぜにたくさんたくさん

結果、部屋でだらだら。
結果、huluで映画見放題。

こりゃいかん!そとの新鮮な空気をのんびり吸いにいこう。

そんなわけで、のんびり歩いて大濠公園。

image

秋ですね…

畔のベンチに腰掛けてしばし眺める…

image

……ちょっと寒いな、風

またのんびりゆったり歩いて
映画でも観に行こうかな。

まったりな休日。
お天気と曇り空の真ん中くらい。
わたしの気分にちょうどいい。

あした天気になあれ♪

ま、明日から忙しくなるからね。
ありがたくも明日から来週まで
いろんなお仕事いただいてるし。
そろそろ次の落語も稽古に入るし。
今後のプロジェクトの打合せもあるし。

自分のバイオリズムを感じながら
うまく合わせていけたらいいね。

あ、秋ですね。
きっと、秋だから、ですね。
秋を感じているのですね、きっと。

よし、もう少し歩こう。

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

ピーター・ブルックの通信講座。

image

いや、通信講座じゃないけどね。観てきたぞ。
映画「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」
http://www.peterbrook.jp/sp/

これだけは見逃すわけにいかなかった。
今、これを、観たかったんだ、まさに。
そしてやっぱり観て良かった。

たくさん頷きながら、唸りながら、うねりながら観た。
2012年の映画だけど、日本公開が、今、で、良かった。
日本で公開されて良かった。今、これを上映してくれて、ありがとう。
確認と気づきと見直しと発見と…

たち戻りたいし、立ち向かいたいし、前進したいし、挑戦したい。
こういうことを試せる「場」がほしい、と強く強く思う。
自分で作るしかないのかもしれないけれど。

探究心、感じる力、幸福感、静かな意志、沈黙とテンポ…ただただ「純粋に」追い求める姿勢。

そんな俳優だけが集まって純粋に探究する「場」がほしい。
そんな演出家が幸福な実験を繰り返す「場」がほしい。
ぜんぜん高尚なことじゃなくていい。

ただただ追い求めることに純粋に向き合い、ある瞬間に立ち会えるかもしれないワクワクを
高いところで共有できる「場」。演じることを純粋に楽しむことができる場。
ちっぽけな自己顕示欲もわざとらしさもない、子どもみたいに目の前で起こる瞬間に没頭する時間。

公演の稽古でもワークショップでもそういう「場」に出逢えたときの喜びったら。
……映画の主旨とは少し離れたところのことだけど。

いま、自分にできること、できないこと。
ひとりでもできること、ひとりではできないこと。

ここのところ頭をぐるぐるしてるいろいろがまた少し明確になってきた気がする。
考えても仕方ない、と言われた気がする。
ただただ動いて、感じて、今の自分の基準を上げてく。

真実に出逢う最後の瞬間。

―幕―

一瞬の静寂。

そして、ため息。
もしくは、爆発。

ちょっと気持ち落ち着けて
カフェーでパンフレットを読む。

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

アルムちゃんとケーキナイフ。

image

仕事モードなわたくし。
釜山ではほぼ毎日すっぴんで過ごしてたので、久しぶりにちゃんと化粧する日々。

ただいま、の、ご挨拶……のあと、また時間が止まっていました。
あまりにも濃い時間を過ごしたんだな…と帰ってきてからどっぷり。

帰ってきてから3日ぐらい完全にぼーっとした後、ふふふ
ありがたいことにナレーションのお仕事が続いていて徐々に
心も身体も、ただいま、の後の日常に。日常だけど前とは違う。当然。
日常ってのは、変わらない毎日ってことじゃない。
停止することなく常に動きながら少しずつ変化していく毎日。

仕事柄、ルーティーンワークじゃないしルーティーンライフでもないし
同じ毎日を過ごしてるなーと感じることはないのだけど、それでもたまに
停滞してるなぁーこのごろ…と思うこともあったり
逆に目まぐるしくいろんなこと感じてるなぁーこのごろ!と思うこともあり
でもそれもぜーんぶひっくるめて「日常」にできたらいいな。

さて、ただいま、の後の、ブログ。
これからのことも書こうと思うけれどもまずは思い出の整理。

今日は大好きな女優さんアルムちゃんの話。

本番の2~3日前に稽古のあと夜から深夜までみんなで小道具作業してて
作業しながら台詞の確認とか軽く稽古とかしてて……
ふと気づくとケーキの箱を持って演出ジウン氏が立っている。

この日は大好きな大好きなアルムちゃんの誕生日だったのだ!

キムアルムちゃん。女優ちゃん。
というか、女優さん。敬意を込めて。

彼女は一年前の同じ企画ナ ヨンチュル(「私が演出だ」公演)に出演してて
そのとき私は観客として今回演出だったジウンさんが俳優として出演してたのを
観に行ってたのですが(オ・チウン演出/ヤン・ジウン出演)…

彼女が出演していた作品は、アリラン峠を越えていく母娘二人きりの物語を
ほぼ台詞なしで、たびたび繰り返す母のアリランの歌と母娘の呼吸のやりとりと陰影
…別れ…そして娘ひとり…余韻……そうして20分をつづっていくんだけども
私はとてもとても静かに大きく心揺さぶられて、今でもいくつかの場面を
鮮明に思い出せるくらい印象深い作品。

そのとき母を演じていたのがキム・アルムちゃん。去年の作品ですっかりファンに。
彼女の歌声も表情も薄明かりに浮かぶ姿も忘れられない。

今回、稽古場に台本が到着した翌日
ふいに稽古場に現れたアルムちゃんにびっくり。
聞くと、今回、衣装を担当してくれるとのこと。飛び上がるほど喜ぶ。
結局は衣装だけじゃなくて小道具もたくさん手伝ってくれたんだけど。
女優として既にすっかり魅了されてたんだけど、今回のチームでご一緒して
その人柄がまたとんでもなく素敵で完全に惚れ込んじゃったのだ。

あ……ケーキ登場からいきなり日付さかのぼってしまってごめんなさい。
時間を戻しまして、ケーキ登場!!…箱入りのまま(笑)

慌ててオモニと共演のダインちゃん(彼女のことはまた後日)が箱から出して
ロウソクを立ててお祝いの準備!ラッピングも可愛いコグマ(さつま芋)ケーキ!

image

センイル チュッカ~ハンミダ(ハmニダ)~♪
センイル チュッカ~ハンミダ~♪……

♪HAPPY BIRTHDAY to YOU~♪ のハングルversion。
映画とかドラマでよく聴いてたあの唄が!今!リアルにココに!!と
他のみんなと違うとこでも興奮しながら囲む(笑)
火を吹き消す前にほんの一瞬、目を閉じた彼女。きっと心の中で願い事を…?
そんな彼女にまたフォーリンラブ。うひ

大好きな人の御祝いに加われるってほんと嬉しい。HAPPYをありがとう。

あ!!……で!!!日記のタイトルのこと!!!忘れてた(笑)

ケーキナイフ。

誕生日ケーキにケーキナイフついてたんですよ、プラスチックの。

image

↑これ。なかなか立派な大きさのナイフでしょ。

わたし日本では見たことないんですけど、皆さんどうですか?

えー?!ホールケーキ買うと普通にサービスでついてくるの?!
えー?!どのケーキ屋さんでも?!ほんとに?!ケーキナイフが?!
と、ひとり興奮しておりますと、みんなから

え?ケーキナイフついてなかったらどうやって切るの?と質問返し……

それは、だから、ホールケーキ開けるときは、だいたい家だから包丁あるし
飲み会とかでお店に持ち込みするときは包丁借りるか店に切ってもらうか……
と、当然のようにこたえる私

へぇー…ホールケーキなのにナイフついてないなんて…と驚かれ

へぇー…普通にどこの店でもナイフついてくるんだ……と驚き

家でも店でもないとこで祝うことが多いんですかね。
でもそれだったら結局フォークとかも必要だしな…でもそっか、フォークとかは
プラスチックの売ってるけど、使い捨てナイフはどこでもは買えないかな…

そんなとこでカルチャーショックを感じたのでした。
アルムちゃん大好き!おめでとう!!!
そして、ケーキナイフのサービス素敵!!

という日記でした。ではまた!
釜山の思い出、まだまだあるぞ~。

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

ただいま、福岡、の長い長い挨拶。

10647155_705504032871294_2045760791379077280_n

二週間ちょっとの釜山での滞在制作。

みんなと一緒にご飯を食べ、稽古をし、いろんなことを話し・・・
いろんな言語が、いろんな考えが、いろんな感情が飛び交い
単純に「釜山で演劇をしてきました!」ではない滞在だった

たった17日間の生活だったけど、一年にも思える濃い時間だった。
そして、釜山に滞在して最初の記事で書いたとおり、
永山演出のprayer/sを経て、池田美樹演出の素敵じゃないかを経て、の
今回のヤン・ジウン演出

Episode 4. 死の記録 「春子の一日」 ~yesterday once more~

※一日は、韓国語で、ハル → 春子の一日、は、「ハルコ エ ハル」。

という作品に繋がってきたことは間違いない。

その繋がりのひとつの例になるか分からないが、具体的に言うと
今回の企画公演に参加していた多くの俳優・ダンサーからたくさん聞かれたのは
私のウォームアップ方法についての質問だった。劇場でウォームアップしている姿を
多くの人に見られていた。 あれは何をしてるの?なんのメソッドなの?いつから?
あのウォームアップ自体があなたを表現していた、あなたの集中はあそこからくるの?など。

まさしく私が続けているウォームアップはprayer/sの稽古時に原型が生まれ
素敵じゃないかの稽古時に確立された独自のスタイルである。
独自の、というのは、すごいメソッドを編み出したというわけではなく
私自身にしかフィットしないかもしれない、と思われる方法なのだ。

単純にカラダをあたためるだけでなく、集中力と心の開放と体の開放と・・・
んー、説明はとても難しい・・・周りからどう見えるかを簡単に説明すると
イヤホンをして音楽を聴きながら自由に動き回って歌って止まって超猛slowスピードで
徘徊したり突然飛び回ったり泣きそうになったりじーっと佇んだり・・・説明できてない。ひひ

ただ、この集中力の高め方は、作品を選ぶ。疲れるほど深く潜る。
他の作品、例えば前回のパンチネロの時も似たような方法でウォーミングアップ
をしたが、集中の仕方が違う。良い悪い、高い低いではなく、違うのだ。

今回の舞台での芝居と同じか、もしかしたらそれ以上に、くらい感心をもたれた。
これは永山演出を経験しなかったら出会わなかった自分自身との対話方法であり
池田演出がなかったら、これを信じることはできなかったかもしれない。

前に記事に書いたときには「流れを感じている」くらいだったけれど
公演が近づくにつれ、演出といろんな話をするにつれ、その感覚は
確信に変わっていった。出会うべくして出会った演出であり、作品であった。

そして、私が、福岡でなく、日本でなく、アメリカでなく、イギリスでなく、
他のどこでもなく、韓国の釜山で、この作品・企画に関わった人たちと
一緒に過ごして作ったことに、大きな大きな意味がある。

6人の演出家による6作品の連続上演。
どれもそれぞれに魅力的であり、演出家の個性がよく分かる作品だったけれど
共演者、企画参加者、お客さん、さまざまな人たちに、それなりの評価をいただいたのは
間違いなく、この作品、この演出と、私がマッチしたからに他ならない。

なんだか受賞コメントみたいになってるけど、なにかを受賞したわけではありません。。。いひひ

ただ、いろんな方々から手応えのある評価をいただけたことは、ひとつの自信になりました。
単純にたくさんの人に「良かった」と言われたとかいうことでなく、私自身がこの一年間で
釜山で、今回も含め、出会った人の中で、 この人は!!この作品は!!この衝撃は!!
と思うような出会いをした人から、同じように、深い印象を刻まれたというような感想を
いただけたことが、とにかく、次に自分を向かわせる・・・立ち止まっていられない・・・もしくは
逆に立ち止まらずにはいられない・・・立ち戻って考えずには居られない・・・んー・・・あー・・・
言葉が見つからない。日本語はとても難しい。韓国語も難しい。英語も。

そう。なんの言語か、なんて関係ない。言葉で想いを伝えるというのは、とても難しい。
母国語でもこんなに難しいのだ。一番伝えやすい福岡弁でさえ、完全に自分の想いを
表現してくれる言葉はなかなか見つからない。それが母国語でないならなおさらだ。
言葉は完全じゃない。同じ言葉を発しても、発する人が違えば、その言葉は違う意味を持つ。
意味は同じかもしれないけど、印象が違う。同じ人が同じ言葉を発しても、その人との関係性
距離感で受け取る相手が解釈する内容は違ってくる。それでも伝えずにはいられない。
それでもコトバを発せずにはいられない。歌を歌わずにはいられない。カラダを動かさずには・・・

演劇って、なんでしょうね。
え?そんな話?!ふふふ。

生きるって、なんでしょうね。
死ぬって、なんでしょうね。
生活って、人生って、生死って、演劇って。

 

東京に行かず福岡で芝居をしていること。してきたこと。
福岡に住んでいるけれど熊本や長崎で稽古して芝居すること。
福岡を拠点に、と言いながら、永山演出の名が一番に浮かぶこと。
それでも宮崎でお芝居をしたことはない、ということ。
ツアーのおかげで札幌が未知の土地じゃなくなったこと。
福島の人と出会って一緒に作品づくりをしたり、交流したことで
福島がフクシマでも福島第一原発でも東北のあたり、でもなく
福島=彼や彼女ら、になったこと。
韓国がパク・ウネでも韓流ドラマでも政治的問題でもK-popでもなく
私にとっての韓国は、釜山であり、大好きな人たちが暮らすところであり
さらには、今後の活動場所の大きな柱のひとつにもなっているということ。
そしてもちろん、そんな美しいような前向きなようなことだけでなく
間違いなく、深く深刻な、恐ろしく汚い、どろどろとした問題も
同時に存在していて目を背けてはいけない、ということ

 

単純に
釜山で演劇をしてきました!
ではない滞在であったことは間違いない

それは私自身も感じているし
たくさんの人からも真剣にいろんな話をしていただいた
日本と韓国のこと、釜山の演劇のこと、私の芝居のこと、人生のこと
深く考えざるを得ないいろんなことが
頭を駆け巡って脳ミソがドクドク…

生と死と思い出とアイロニーと政治と永遠に終わらない一日と
コトバと想いと伝わらないことと伝わることと、そんなことを
毎日毎時間感じずには居られない作品だった
もちろん美味しいものを食べているときの喜びは相変わらず
これが私という人間なんだなぁーと思ったり。ふひひ

深刻になれば良いというものでもないのは分かっているのだけど
どうしてもいろいろ考えずには…

それでも今回出会えたことだけは真実で
出会いはすべての始まりであり
いろんなことを見つめ直すキッカケであり

とにかく
私は何者なのか、なぜここにいるのか、何をすべきか
ゆっくりゆっくり考えたいと思います
人として、俳優として、演劇人として・・・

感謝。
カムサ。
感謝致します。ありがとうございます。
カムサハムニダ。
俳優生活20周年をずしり感じる滞在でした

 

 

まとまらない、ただいま帰りました、の、ご挨拶でした。

 

 

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

いよいよ初日。

image

いよいよ開幕。
3日間完全燃焼できますように。

6作品の連続上演だったり
役者がなかなかそろわなかったり
細かいニュアンスを伝えるのが難しかったり
たくさんたくさん蚊に刺されたり
ゲストハウスの猫の糞に悩まされたり…
いろんなことが大変ですが(笑)

とにかく、わたしは、これをやるために
プサンにやってきたのだ。
ここでいろんなことを体感するために。
この人たちと共有するために。

今日は頭をからっぽにして
舞台に立てれば大丈夫!と言い聞かせ……

ふぁいてぃん!

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

釜山での日々、途中経過…。

image

ほとんどの時間、稽古&ミーティングで毎日ヘトヘトですが
空いた時間に盛りだくさん釜山の大好きなみんなが
ここぞとばかりに集まってくれてます
本当にありがとうございます!

当たり前ですが、稽古で写真を撮ることはほとんどないので
こちらでの写真を並べると、遊んでばかりみたいに見えるかもしれません
が…ちゃんとしっかり稽古してます。ひひ

先日セイルさんが稽古場に見学に来てくれた時の写真が数枚
かろうじて稽古の空気を伝えてます……か?(笑)

image

image

image

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
活動内容舞台

제4회 창작단막극제 나는 연출이다 (第4回短幕演出バトル企画)

wpid-IMG_20140830_135732.JPG

제4회 창작단막극제 나는 연출이다
(第4回 創作単幕劇 私は演出だ)

【公演案内 -日本語訳-】  ※原文は下部に記載

この公演は、6つの単幕劇で形成されており、各20分ずつ3作品上演後、インターミッションが15分
その後、残りの3作品の上演へと進行されます。
また、観客は観劇するだけでなく、評価団として、公演に対する直接的な評価をすることになります。
公演の総所用時間は、およそ150分です。

公演日時 : 2014年9月19日(金) 19:30 / 9月20日(土) 16:00 / 9月21日(日) 16:00

参加演出 : ヤン・ジウン、 チェ・ウンギョン、 ナム・テウ、 キム・ドンミン、 イ・ドンウク、 ソン・クンウク
以上合計6人の演出家がそれぞれ作品を上演。  ※酒瀬川はヤン・ジウン作品に出演

チケット代 : 10,000ウォン(およそ1,000円)

会場 : チョンチュンナビアートホール (add:1078-16 Gwangan-dong, Suyeong-gu, Busan)

 

공연일자

2014년 9월19일(금) – 저녁7시30분

9월20일(토) – 오후4시

9월21일(일) – 오후4시
제목 : 제4회 창작단막극제 나는 연출이다
캐스트 : 양지웅 연출 , 최은영 연출 , 남대우 연출 , 김동민 연출 , 이동욱 연출 , 송근욱 연출 총6명입니다.
티켓가는 균일 10000원 입니다.
장소 : 청춘나비아트홀
나는 연출이다는 20분 초단막극으로 이루어져 있으며 각20분씩 3작품 후 인터미션 15분이 주어지구요 나머지 3작품이 진행됩니다.
또 한 관객은 관극만 하는 것이 아니라 평가단으로서 공연에 대한 직접적인 평가를 하게 됩니다.
총 소요시간은 150분 내외 입니다.

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

プサンにきています。

 

20140909

滞在三日目が終わろうとしている。
プサン到着後すぐに「ひとり芝居じゃなくなりました」というサプライズとともにスタート。
毎日作品について深く深く長時間ミーティングしたり稽古したり
美味しいものを食べ歩いたり、作品以外のことをたくさん話したり
そうこうしているうちにもう公演初日まで10日を切った。
今日の台本はプロローグとエピローグ。それだけでもぐったり。
濃い時間を毎日重ねている。

作品に向かいながら感じているメモみたいな日記みたいなノートみたいな
終わりも始まりも答えもないなにかたち…たぶん

近年の自分の演劇を振り返ると・・・
prayer/s での永山智行との大きな出会いが始まりであり、素敵じゃないか での
池田美樹との危険で確かな創作にぐらぐらと揺るがされゆらゆらと揺らぎ、そして
ヤン・ジウンに出会って、いま、闘っている。
もちろん他の演出家との創作やソネス落語やその他さまざま、それぞれに向き合い
感じてきたことはたくさんなるけれど、先に挙げたこの3点を結ぶ大きな川が
芯に流れているように感じる。この川はどこに続いてるのかな。
この流れの始まりが永山智行であることは間違いない…
というのは私が勝手に感じているだけなのだろうが

ただ、ここに、いる、ということ。
ただ、そこにいる、ということ。
かつて、いた、ということ。
生も死も続いていく、ということ。
繰り返される、ということ。
その刹那。

流れの始まりは永山智行…と挙げたが
もちろんそれ以前にすべては自分のカラダから始まる。
いや母親から、そして父親から、そして兄弟…友人…
いやもっと前の両親より前の…きりがないが

この釜山という土地で韓国語を話す人に囲まれ
ほとんどを英語で会話しながら唯一日本語のできる
リュンホとは日本語も交わしつつ韓国語の台詞を
日本語の台詞に書き換え………

この3日間少しの韓国語と少しの日本語を発するもののほとんどずっと英語で喋っている
別に英語が得意なわけでもないのに。いや、得意なわけではないと思ってたけど
必要に迫られてこれだけ喋っていると、あれ?私けっこう英語できるの?
なんて思う。いちおう大学は英語学科だったし…だけど相手も英語は母国語ではない。
外国語同士で喋っているから同レベルで通じるのだ。そうか、ここは「外国」で
私は「日本人」だし、なにより「外国人」なんだ。あたりまえだけど

韓国語の台詞を日本語に書き換える…
まず自動翻訳で訳して日本語ペラペラの人に確認してもらって、
でもニュアンスが難しくて作家のほっしている文体を探る探る探る…
文語体が好きらしい。詩的が好きらしい。私の言葉に寄せないように…
だけど文語体ってのもいろいろあって…感触が…迷宮に入る
日本語ってなんだろう
私の言葉と「日本語」には距離がある。
博多弁、福岡弁が、より近いのだけどそういう意味の距離とも違う。
方言と標準語ってことじゃなくて…口調…口癖にも近いものなのかもしれない。
「とても楽しい」ってことを言うのに「大変に楽しいのだ」とすると、
文語体かどうか以前に日本語として違和感を感じる気がするし、感じないかもしれないし
わざとほんの少し違和感を感じさせることで、日常の世界と少し距離を置くことを
意図的に仕掛けることができるかもしれない
口語体でも使う言葉でイメージが変わる…
めっちゃ楽しい すごく楽しい えらい楽しい かなり楽しい そーとー楽しい
めちゃくちゃ楽しい 最高に楽しい 死ぬほど楽しい 楽しすぎるー!
………なんという言葉に書き換えようか…と考え込むことさえ無意味かもしれないのだ
漢字の意味でとらえるような言葉より音楽のようなサウンド、響きが重要かもしれない
私が何語をしゃべるかは重要じゃないかもしれない。し、重要なことかもしれない。
答えはない
少なくとも今の時点では

私が何者であるのか
何故ここにいるのか
なぜ、今、ここにいるのか
日本と韓国はいつからこうなったのか
こうなった、の「こう」は「どう」なのか

すべてに意味があるし、すべてに意味はない
何者でもありえるし何者でもない
答えのない疑問を繰り返すそこに意味はない
意味はなくても意義はあるかもしれない
これでさえただの言葉遊びかもしれない
こうして言葉を並べることに意味はない
少なくとも私自身に深い意図はない
並べた言葉に意味を見いだす人もいるかもしれない
このノートにも終わりはない
ただただ書きながら少しでも頭や心を整理できたら
と思いながら書き始めたけれどどうだろう

とにかくとにかく今夜は宿題を済ませて寝よう
寝て朝がきて明日の自分が稽古に向かう
ぐっすり眠れ、今日の私

と、こんな、文語体のような…かたそうにも見える文体も、私の、だし
ミルミョン食べて、うまー!と叫ぶのも私

とりあえずシャワーだほい
そして宿題をがんばるのだー!

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

いざ、韓国釜山へ。

先日のブログにしたためた釜山でのひとり芝居に向けた日記からおよそ10日。

いよいよ本日、釜山に向かいます。
仕事の都合で予定から3日ズラした出発。
おかげで、3つナレーションのお仕事をいただいたので、なんとも本当にありがたく…
ズラした甲斐がありました☆
(ズラした、て書いたら、頭髪のアレみたいですね、ふふ)

で、韓国入りが当初の予定より3日遅れてしまったので、釜山到着の時点で公演初日まで
ゆうに2週間を切ってしまっている、という…ひー。
ものすごい濃い時間を過ごしてくると思う。

ひとり芝居
演出:ヤン・ジウン氏 × 出演:わたし

通訳も付添いもナシにどこまで集中して闘えるか。
演出家コンペ企画なので、上演自体も闘い。
広く強く柔らかく深くポジティブにネガティブにいろんな角度のいろんなベクトルに
同時に伸びまくって、このちっちゃい自分が張り裂けそうになりますように。
もちろん、すべてを楽しみながら。

いろんな方からたくさん声援いただいてます。
本当にありがとうございます。ノムノム カムサハムニダ~!!

個人のやりとりで単身…と言いつつ、友人で福岡釜山交流ひろばの中塚絵美子には
感謝しきれないほど世話になっている。まだまだ迷惑、面倒かけますが
いったん、ありがとう!!(笑

いってきまーす!

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

9/1(月) 怪談巻物語り。

image

「お知らせ」ページに詳細を書いておりますが、9/1(月)-9/2(火)夜八時半…
今年もソネス落語 番外 怪談まつり の季節がやってきました。

思えば2010年、ソネス落語はじめました、で、初めて高座にあがっときも
小林民治(みんじさん)が書き下ろしてくれた落語は怪談でございました。
女と化け猫と花火のほんわり切ないおはなしでございました。

2012年から毎年恒例となった怪談まつりは今年で3年目!
怪談まつりは「番外」企画ということで、私は落語ではなく怪談噺をしております。
毎年クロキカオリが書き下ろしてくれる博多の怪談。怪談…なのかい?
1年目は「簑島狐」。蓑島の河原女と狐のおはなし。
2年目の「灌頂奴」は大浜流れ灌頂を題材にした奴(やっこ)を折り続ける女のはなし。

そして3年目の今年は「濡衣塚」。
今回もクロキカオリがしたためた巻物を手におはなしいたします。(写真)

ソネス落語はおなじみのお客様も
今回が初めて!の皆様も
今これを読んで知ったわ!の方々も
夏の終わりの夜遊びに薬院凸版印刷裏の茶屋
カフェソネスにふらりお立ち寄りくださいませ。

心よりお待ち申し上げておりまする。

9月1日(月)20時30分開演
一、「 三 年 目 」 曾根巣家 落花生  天野 智範
一、「 濡 衣 塚 」 椿亭 豆猫  酒瀬川 真世

9月2日(火)20時30分開演
一、「ろくろッ首」 曾根巣家 月曜  光安 和幸
一、「借 家 怪 談」 痛風亭 最弱  岡本 ヒロミツ

前売 1,200円(1ドリンク付)
当日 1,500円(1ドリンク付)
2日通し 2,000円(2ドリンク付)
イコネの晩酌三種盛セット付 1,600円

会場・ご予約お問い合わせ
カフェソネス 092-741-8287 
(福岡市中央区薬院1-16-18 ※凸版印刷さんの裏)

image

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

釜山でひとり芝居。

image

少しずつ経過報告を書いておりましたが…
いよいよ来月、韓国釜山(プサン)にて、一人芝居してきます。

このブログでもたびたび触れておりますが、去年の夏から釜山と福岡を行ったり来たり
その間に人から人へ繋がり、たくさんの演出家,俳優さんに出会ってきました。
ありがたいことに、顔を見たら、MAYOさん!と呼んでくれる人がたくさん。

今まではあちら釜山でもこちら福岡でも、舞台を見たりいろんな話をしたり
一緒に美味しくご飯を食べたり…そんな関係を少しずつ築いてきましたが
いよいよ来月、はじめて、釜山の舞台に立ちます。ひゃー!
考えてみたら私の舞台での姿を見られる前に演劇関係の方々友達先輩ができてしまったので
演劇人として俳優として認めてもらえるか 、かなりプレッシャーを感じています。
がっかりされたくないもの!

幾度もいろんな話をしながら、私の舞台や映画のプロモ動画を見てくれたりして
なにより私との作品創作を熱望してくれた、今回タッグを組む演出家ヤン・ジウン氏の
その期待に応えねばならないのだ。

応えねばならない、ってのは、義務じゃなくて。
そんな自分に期待したい、という、そういう。
んー。ニュアンスむずかしいけど。

相変わらず喋れないくせに通訳もつけずに単身乗り込む今回の共同製作。
福岡側の団体を何か経由しているわけでもなく、わたし個人としてのやりとりで
まさに、身ひとつで飛び込む期待と不安と逃げ出したい気持ちとやたら楽しみなのと
向こうに行く前からいろんな気持ちが入り交じって胸騒ぎ。胸会議。胸議会。ふふ。

生まれた国も話す言葉も常識も違うあなたと私が出会う。そこに生まれる何か。
そこでたしかめる何か。たしかにある息づかい。実験と構築と崩壊を繰り返し
その先にあるものは、見えてくるものはいったいどんな色や匂いなんだろう。
できあがるカタチよりも、その感触を違和感を共感を共有できたら…そんな想いで今はいる。

去年は釜山の客席でみていたこの企画に今年は、自分が出演することになるなんて。
人生、何があるか分からない。

演出家コンペ的なこの公演企画。
【創作単幕劇~私が演出だ~】(←直訳です…)
今年は第4回目。6人の演出家による6作品上演。
その中のひとつに一人芝居で参加します。
観客投票もおこなわれるこの企画。
一作品ごとに三段階評価と各評価項目がある書き込み式のアンケート(去年体験)。
インターバルを挟みながら総上演時間150分予定。

2014/09/19(金) – 21(日)
チョンチュンナビ劇場にて

…一応、詳細情報載せとくと…
日時:19(金)19:30開演、 20(土) 21(日)16:00 開演
劇場:청춘나비(チョンチュンナビ/青春蝶) 
→住所:釜山広域市水営区広安洞1078-16(ビルの地下)
地下鉄水営駅(スヨン駅)12番出口すぐです。

facebookページ→ https://www.facebook.com/Ts.wings

ジウン氏とともに、しっかり闘ってきます!うひ

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
活動内容舞台

ソネス落語 番外 怪談まつり

kaidan2014

ソネス落語 番外 怪談まつり 2014

今年もやってきました、この季節!

涼しすぎた夏を、豪快に笑い飛ばそう♪
落語ナイトは、愉快な怪談スペシャル
みなさまのご機嫌をおうかがいします。

9月1日(月)20時30分開演
一、「 三 年 目 」 曾根巣家 落花生  天 野  智 範
一、「 濡 衣 塚 」 椿亭 豆猫     酒瀬川 真世

9月2日(火)20時30分開演
一、「ろくろッ首」 曾根巣家 月曜  光 安  和 幸
一、「借 家 怪 談」  痛風亭 最弱   岡本 ヒロミツ

前売 1,200円(1ドリンク付)
当日 1,500円(1ドリンク付)
2日通し 2,000円(2ドリンク付)
イコネの晩酌三種盛セット付 1,600円

★ぱん工房黒猫堂の「おばけぱん」限定発売!
怨念たっぷりで、おいしいヨ!

会場・ご予約お問い合わせ : カフェソネス
092-741-8287 (福岡市中央区薬院1-16-18 ※凸版印刷さんの真裏)

2014年9月1日(月)  – 9月2日(火)   会場:CAFE SONES

わたくし椿亭豆猫は、今年も恒例の、クロキカオリ新作怪談をお披露目いたします。
「愉快な怪談」・・・月曜日火曜日、どちらが愉快なのか、どちらが怪談なのか
はたまた、どちらも愉快な怪談なの、その目で耳でお確かめください☆

【ソネス落語】
福岡市薬院にある CAFE SONES 。
カフェがOPENした年から定期的に上演してきたソネス芝居 THEATRE SONES 。
その第一回からコーディネーターをつとめてきたクロキカオリと
ソネスのオーナー木下雄貴が仕掛ける THEATRE SONES メンバーによる寄席。
カフェソネスという小さな空間で、お客様と一緒にパンパンの空気を感じながら
高座にあがるソネス寄席。古典落語、新作落語、創作落語、えほん落語。
お声かけいただければ出張もいたします。

岡本ヒロミツ/痛風亭最弱(つうふうてい さいじゃく)
山下 晶  /痛風亭本物(つうふうてい りある)
光安 和幸 /曽根巣家月曜(そねすや まんでい)
酒瀬川真世 /椿亭 豆猫(つばきてい まめねこ)
手島 曜  /流洒落家酔軒(ながされや すいけん)
中村 卓二 /中村 茶巾(なかむら ちゃきん)
天野 智範 /曽根巣家落花生(そねすや ぴーなっつ)

平岡陽介  /詩人。流洒落家酔軒への書き下ろし。
RYO-T   /音響オペ。機材提供。
ワタちゃん /記録撮影。相談役。
クロキカオリ /責任監修。コーディネーター。椿亭豆猫への書き下ろし。
木下雄貴 /ソネスオーナー。THEATRE SONES・ソネス寄席プロデューサー

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

パンチネロ~たいせつなきみ~終了。

image

久しぶりのブログ更新となってしまいましたが…

今年の5月下旬から稽古入りした舞台
【こどもとおとな演劇のトビラ パンチネロ~たいせつなきみ~ 】
博多市民センター、さいとぴあ公演、すべての日程が終了しました。

今回は、こどもとおとな演劇のトビラ、という企画に参加できたことが
一番の喜びでした。
お見送りのとき、こどものキラキラ笑顔が見れて
嬉しそうに手を振ってくれたり、一緒に記念写真を撮ったり
そんなキラキラなこどもたちの笑顔を見て笑顔になる親御さんがたくさんいて
大人だけで観にきた人も、周りのこどもの笑顔につられて笑顔になってたり…
なんて幸せ連鎖。

ふだん地元の演劇とはあまり縁がない方々
演劇を観るのは初めてという方々
住んでる地域のホールでなにかイベントやってるから親子で来てみました、な方々
たくさんの出会いのトビラに関われて本当に幸せな機会でした。

まずもって会場に足を運んでくれた皆さん
たった2回きり、しかも1会場で1回きりの上演でしたが、
そこにスケジュールを合わせて観に来てくださって
本当にありがとうございました!!

演出の広瀬さん、財団の中原さん
ルシアに!このプロデュース企画に!と私に声をかけてくれて
本当にありがとうございました。

そして主催、キャスト、すべてのスタッフの皆さん
あらゆる面で強靭な人間力でもって私たちを舞台を支えてくださり
本当に本当にありがとうございました!!

ウイミック村の住人になれて嬉しかったです。
自分の心にまっすぐ、でも迷いながら、しっかりまた歩いていこうと思います。

ありがとうございました。

さて、次は9/1-9/2のソネス落語番外 怪談まつり。
私の出番は9/1月曜日。恒例のクロキカオリ書き下ろしの新作怪談。
そしてそのあとすぐに韓国釜山に単身渡って、あちらの演出家
ヤン・ジウン氏と一人芝居の滞在製作してきます!

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
活動内容舞台

パンチネロ ~たいせつなきみ~

pantinello2

こどもとおとな 演劇のトビラ  「パンチネロ ~たいせつなきみ~」

木彫りのこびと・ウイミックたちの暮らす世界を舞台に、
魅力的なキャラクターと寓話的な物語で日本でも大ヒットした
マックス・ルケードの絵本『たいせつなきみ』シリーズを原作に
日本で初めて本格舞台化!!

原作 : マックス・ルケード 『たいせつなきみ』シリーズ
(発行 いのちのことば社フォレストブックス)

脚本 : 島田佳代(演劇集団非常口)
演出 : 広瀬健太郎(劇団風三等星)

CAST
八尋桂子
酒瀬川真世(che carino!/che carina!)
迫 雅貴(WET BLANKET)
中村卓二(P.T.STAGE DOOR)
原岡梨絵子(劇団ショーマンシップ)
濱崎留衣(タイガージェットフィスト)
西田優史

野口正義(九州ビジュアルアーツ)
山下莉穂(九州ビジュアルアーツ)

2014年8月10日(日)14:00開演  会場:博多市民センター ホール
2014年8月23日(土)14:00開演  会場:さいとぴあ 多目的ホール

 

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

8/23(土)、無事にすべての日程が終了しました。
ありがとうございました。公演の様子(写真など)は、
ブログ「パンチネロ~たいせつなきみ~終了」にて。

0030_large

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
声/ナレーション活動内容

NHK「そんじょそこら商店街 再生の物語」

「そんじょそこら商店街 再生の物語」 番組ナレーション
大分発地域ドラマ 「そんじょそこら商店街」(公式サイト)に出演し、さらに
ドラマ本編放送後の14分間のミニ特番のナレーションを担当。

「そんじょそこら商店街 再生の物語」
ドラマのロケ地、豊後高田市の「昭和の町」。実際にその立ち上げに関わった方々への
インタビューを中心につづられる物語。

2014年8月1日(金) NHK総合(地上波/大分県内のみ)
2014年10月24(金) NHK総合(地上波/九州・沖縄エリア)
【ドラマ本編「そんじょそこら商店街」】

CAST
山本 耕史、鈴木 杏、モロ師岡、近藤公園、古手川 祐子、奥田 瑛二、ほか
パブリックチャンネルから、山下 晶、鶴賀 皇史朗 、酒瀬川 真世 も出演

脚本 : 羽原大介
音楽 : 古森 信
演出 : 小谷高義

主人公:青山誠(山本耕史)の妹:明美役で出演。
兄:誠と父:耕造(奥田瑛二)と3人で青山家の小さな居間で。

2014年3月12日(水) 午後10:00 – 10:59  NHK BSプレミアム(全国放送)
2014年5月24日(土) 午後 1:30 – 2:29  NHK BSプレミアム(全国放送) 再放送
2014年8月1日(金) 午後7:30~ NHK総合(地上波/大分県内のみ)
2014年10月24(金) 午後7:30~ NHK総合(地上波/九州・沖縄エリア)

 

 

 

 

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

「お知らせ」を更新しました。

一週間前という急なお知らせですみません。

8/4(月)19:00~ 冨士山アネット/Manos.の演出・振付の長谷川寧さんの
トーク&リーディングイベントに出演してきます。入場無料です。

2011年9月に北九州の枝光に5日ほど滞在してのクリエイション(WS&showing)
[◯◯ eight]ショーイング(構成・演出・振付/長谷川寧)に参加・出演し、
さらに2012年の冨士山アネット[八](エイト)JAPANTOUR2012 には声の出演で
参加させていただき、イムズでの[SWAN]上映会にもトークゲストで出演したり。
また、自分が出演していたRAWWORKS「prayer/s」東京公演(2012年)の際は
会場探しなど相談に乗っていただいたり、と、なにかとご縁のあるお方。

このたび、またまたお声かけいただき、ご一緒させていただきます。

8/2(土)には長谷川さんのワークショップも開催されます。
(14:00-17:00 ぽんプラザホールにて ※詳細はコチラを参照)
ご興味のある方、ぜひ。面白い体験ができると思いますよ♪

私が出演するのはトークイベント内でのリーディング。
9月に福岡でも上演される冨士山アネット/Manos.「醜い男」(演劇公演)の
本公演に先駆けて、こういう戯曲なんですよー、というのを抜粋してご紹介するような・・・。

この「醜い男」という戯曲。チラリ開いただけで、設定を見ただけで・・・手強い。
稽古は一日限りなので事前にいただいた戯曲をしっかり読み込んでのぞみます!
どれも難役のようですが、私の任された女性役も大変な・・・がんばります。
ぜひ、ご来場お待ちしております!無料ですよー!☆

8/4(月)19:00 ぽんプラザホールにて
詳細は「お知らせ」>「「醜い男」リーディング」にて

 

 

 

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
活動内容舞台

長谷川寧トーク&リーディング「醜い男」

minikuiotoko

長谷川寧トーク&リーディング[演劇空間に於ける身体の使い方]      「醜い男」特設サイト

テアタータンツ(ダンス的演劇)という独自の表現を展開し、国内のみならず
海外でも高い評価をうける冨士山アネット。その演出家・振付家、長谷川寧。
身体性を強く意識したパフォーマンスを行い、高い評価を得てきた彼ならではの持論で
<演劇に於ける身体とは>をテーマに、トークイベントを行います。
9月に福岡公演が行われる冨士山アネット/Manos.「醜い男」(FFAC PLUS+公演)を
抜粋して紹介するリーディングも。

ドイツ新進気鋭の劇作家マリウス・フォン・マイエンブルクの傑作戯曲「醜い男」
の世界を通して、現代演劇における身体の可能性を探るひととき。

<出演>
長谷川寧(冨士山アネット)
酒瀬川真世(che carino!/che carina!)
古野裕基(演劇ユニットそめごころ)
江崎幸男

2014年8月4日(月)19:00   会場 : ぽんプラザホール

入場無料 (事前予約制、先着順) ※未就学児入場不可

 

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

パンチネロまで二週間。

20140725

舞台公演「パンチネロ ~たいせつなきみ~」の初日まで、あと2週間ほど。

今日は会場下見も兼ねて、公演会場のひとつ、博多市民センターに集合。
そして本番が近づいたことを感じる、当日パンフレット用の写真撮影。
衣装とヘアメイクも本番さながらの撮影会。ヘアメイクプランも確認しながら手直し数回。

衣装さんヘアメイクさんカメラマンさん舞台さん音響さん・・・スタッフの皆さま大集合。
本当にぜいたくな現場でございます。メイクチェンジ、ヘアチェンジを繰り返したので
ちょっと疲れ気味だったけど、メイクにはしゃいで記念にパシャリ。(記事トップの写真)
私とリコさん(原岡梨絵子さん)で演出の広瀬さんを挟んでウキャキャキャと。

パンチネロの座組は現役専門学生から40オーバーまで、演出の広瀬氏の下
容赦なくテンションMAXで走り回っております。なかなかにハードでございます。
年齢的には完全に年上組の私でございますが、先輩出演者が多いおかげで
年齢順に並びますと私がちょうど真ん中になります。後輩と先輩に挟まれて…
デカイ態度で暴れております。ふふふ。

プロデュース公演。
今までのそれぞれのフィールドでのそれぞれのやり方があり
常識だと思ってたことがそうじゃなかったり、立ち上げていく順番がぜんぜん違ったり
優先順位がちがったり、単純にキャリアも年齢もぜんぜん違ったり。

言葉そのものの意味での共通言語も、身体表現における共通言語も探り合い。
役者どうしも、きっと、演出も。そんな現場で少しずつ少しずつ遠慮がとけて
距離が縮まって、共通言語ができてきて・・・そんな今日この頃。

ここから本番までテンションは高いところでキープしつつ丁寧に積み上げたい。

このメンバーでつくる最大値を越える!
舞台に立つときは、いつもこう思う。

自分で自分に驚きたい。
そのためには、足し算じゃなく、掛け算。どんどんいこー!!!

 

8/10(日)14:00 博多市民センター
8/23(土)14:00 さいとぴあ
詳細は「お知らせ」>「パンチネロ~たいせつなきみ~」にて

 

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

9月にプサンの舞台に。

image

プサン日記が初日で止まったまま…いけませんねー。
二日目のHANARO projectのリポートをあげる前に
HANARO project が終わってしまいました。

韓国プサン × 福岡 の作品交流企画
HANARO project の記念すべき第一回目が
無事に終了いたしました。

参加メンバーではありませんでしたが
つかず離れず応援していたこの企画
釜山公演と福岡公演の両方を
無事に見届けることができました。

つぎは、私自身の単身乗り込みproject。
プサン初日の日記でも書いていたヤン・ジウン氏との企画。
いよいよ、9月に、釜山の舞台に立ちます。

福岡側での何かしら支援団体みたいな所は
なんにも通したりしてないので、ほぼ個人間の
やりとりになりますが、ありがたいことに
サポートしてくれる「個人」がたくさん。

なるべく私に負担がかからないように、と
あちら側があれやこれや策を練ってくれてます。
本当に感謝です。
今は日々、お互いのいろんな感覚についての話を
身近なことから国と国との問題までいろんな事を
そして、もちろん、共同製作する作品についても
少しずつ意見交換をしています。

ほんの少しは韓国語の単語も覚えてきましたが
まだまだ会話できるレベルには至ってませんので
会って話したり電話のときは9割英語で、
文字での会話のときは自動翻訳アプリの力を借り、
翻訳の意味が本来伝えたいこととは微妙に
ズレてしまう可能性もお互いに加味しながら
丁寧にやりとりしています。

金世一(キムセイル)氏とのワークショップでの
出会いから始まり、この一年で人から人へ
どんどんと出会いが繋がり、あっという間に
友だちがわんさかできました。
SNS上の、とかじゃなく(笑) 実際に釜山で福岡で
3回4回と会って話して一緒にご飯食べたりする、
した、人たちがいっぱいです。ありがたや。

ほんとに、ありがたや、です。
悪くなる一方に思える国と国との問題。
それと切り離して考えることなどできませんが
それでもやはり、人の繋がりは別の次元にある
のではないかな、と、会うたびに話すたびに思う
この一年でございます。

まずは、9月の第一歩。
臆病さをきちんと抱えたまま、飛び込んできます。

※写真は、昨年の9月に単身
    チョンチュンナビ小劇場を訪れた際
    来場記念にと作らせてもらったぶどう酒
    今年の7月(今月)に再訪した際にパシャリ

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

釜山(プサン)初日。

Busan_kiri1
弾丸スケジュールながら、韓国の釜山(プサン)へ。
今回の旅の目的は2つ。

1つ目は、去年の夏に釜山で出会った俳優・演出家の
ヤン・ジウン氏(写真手前右側のハンチングの方)と
今後の共同制作について詳しく打ち合わせ。
文字でのやりとりも可能だが、顔を見て、直接言葉を交わして
同じ空気を感じて、伝わるものがある。
そうじゃなきゃ伝わらないことがある。

2つ目は、来週末の福岡公演も控えている HANARO project の公演。
釜山と福岡の劇団の戯曲交換公演、の、観劇。そして釜山の皆さんとの再会。

まず、初日の今日は1つ目の目的、ヤン・ジウン氏との打ち合わせ。

福岡から釜山まで高速船ビートル(渡航時間およそ3時間)に乗船。
そして釜山港から釜山駅に移動して、韓国高速鉄道KTXに乗りテグ市へ。
(港から駅まで&チケット購入&席まで案内してくれたソンくんに感謝!!)
およそ1時間ほどで到着したのがドンテグ(東テグ)駅。

明日から公演で、今日はリハーサル日なのに、昼休憩をつかって
駅まで向かえに来てくれた my director ヤン・ジウン氏に感謝!!

ジウン氏が演出を手がけている公演のリハーサルに潜入。
演出席の隣に座らせていただき、テクニカルのリハーサルなどを見学。
見知らぬ土地の見知らぬ演劇人の公演のリハーサル。
飛び交う言葉は韓国語。でも舞台に関する指示だからなんとなく分かる。
ものすごく面白い感覚。途中ちょこちょこ休憩やなんかで
いろんな話をしながら、トータル5時間くらい劇場にいたのかしら。

この劇場はテグ市の市立劇場で
テグ文化芸術会館、という大規模な施設のひとつである。
公演劇場、展示館、野外劇場、リハーサル棟、食堂などなどなど
敷地内に芸術関連の施設がたくさん。
ここを見学できたのも大収穫。

普段は釜山で活動しているジウン氏だけど、ものすごく忙しい人で
いろんな土地にひっぱりだこ。今回もこの公演のために、釜山から演出しに来て!
と依頼がきたのだと。そんな方とご一緒できる幸せ。出会いに感謝。

年内には一緒にできるかな?冬頃からな・・・?ということだったんだけど
会った途端に、Mayo、9月は?と。 ・・・え・・・?!
さすがです。さすが韓国です。「思い立ったが吉日」感が半端ないです。ふふ。
私自身、思い立ったが吉日人間なので、こういうとこ、韓国で何かやるのも
ちょっと楽かもしれない、と思ってはいたけど・・・さすがに、え?再来月?!
いやー、びっくりびっくり。

また正式にいろいろ決まったらお知らせしますがね。
とにかくどういうカタチにせよ、今年中に釜山の舞台に立つことになりそうです。

この記事のトップの写真は、去年の9月に釜山で撮ったもの。
6月にキムセイル氏に出会い、8月にセイル氏の演出した公演を釜山に見に行き
そこで意気投合したヤン・ジウン氏とオ・チウン氏に出会い、一緒にやりませんか?
と言われるも、生意気ながら「まず、見てみたいし、私の出演作も見てほしい」
なんて言うと、「じゃ、見に来てください」「いつですか?」「来月です」「・・・?」

来月です、と言われ、すぐすぎる~!とその時は笑って話は終わってたんだけど
福岡に帰ってからムクムクと、ここは見に行くべきじゃないか?何か感じるんだ・・・
とソワソワしてたら、絵美子や三坂から背中を押され、よし!行く!!と
通訳もナシに、なんとかなるだろう!とひとり釜山に乗り込んだ。

何の公演かも知らず、とにかく劇場に行くと、演出家コンペ的公演。
日本語できますという若者に観客投票のシステムを説明してもらい
言葉もわからないまま、6本の短編をぜーんぶ見た。
ダンス作品と、ほぼアリランを歌うのみ、の2作品は存分に楽しめた。
この2作品は、言語理解の問題を別にしても、レベルが高かった。
そして、トリで登場したのがオ・チウン氏が演出でヤン・ジウン氏の一人芝居。
・・・圧巻。もう、これ、圧巻。当然のごとく一等賞。

こんな人に誘ってもらってたのか。
そして、あちらも、私が本当に釜山まで見に行ったことに
ものすごく感動してくれて、もう、これは、本当にやりましょう!!!

と、なった、そんな去年の9月の写真。
ジウン氏、チウン氏、劇場のウォンジェ氏以外は初対面なのに
その公演に参加していた劇団キリプロジェクトの赤くて可愛い稽古場に
打ち上げ二次会でおじゃまして、そのまま朝までトークトーク。
実際は、今よりももっと、ほんとに、アニョハセヨしか言えないくらい
まったく韓国語がわからなかったので、英語とジェスチャーと心意気で
その輪の中に入れてもらってたのだ。みなさん、本当に、ありがとう。

そんな夜をスタートにした、今回のこの渡航。
短い滞在だけど、すごく大きいのだ。

・・・長いなー、この記事。
追いかけてくれた方、ありがとうございます。

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site
日記

パンチネロ稽古中。

pun_sones
(写真はカフェソネスのカウンターに設置してもらった公演フライヤー)

 

今年の夏は、福岡市文化芸術振興財団 FFACプロデュース公演
こどもとおとな 演劇のトビラ  「パンチネロ ~たいせつなきみ~」 (演劇) に出演します

詳しい公演情報は>お知らせページ>「パンチネロ ~たいせつなきみ~」 をご覧ください

5月末から稽古に入り、1ヶ月が過ぎました。
毎回のごとく、通し稽古(シーンごとに止めずに最初から最後まで)な日々です。

原作の絵本シリーズ6巻から、脚本担当の島田佳代さん(演劇集団非常口/鹿児島)が
核となるエピソードをチョイスして主人公のパンチネロを軸に一冊の脚本にまとめあげ
それを演出の広瀬健太郎さん(劇団風三等星/福岡)と、福岡の俳優陣が舞台の上に
ダイナミックに、よりエネルギッシュに立体化するために、日々、奮闘中でございます。

「こどもとおとな 演劇のトビラ」と冠がついているように、親子で楽しんでもらえるよう
お得な親子チケットも用意されています。もともと大人一般でも1枚1500円と
とってもリーズナブル。お気軽にお越しくださいませ☆

未就学児のお子さまは残念ながら入場不可となっておりますが、
お父さんお母さんお兄ちゃんお姉ちゃんが観劇している間
未就学児のお子さまをお預かりする託児サービス(有料)もあります。

詳しくは先にも書いた公演情報のページをご覧くださいませ。

お気軽に・・・とは言え、公演は2回限り(2ヶ所、1公演ずつ)で、お昼のみ。
・8/10(日) 14:00 @博多市民センター(山王公園のところ)
・8/23(土) 14:00 @さいとぴあ(九大学研都市駅すぐ)

ぜひぜひお早目のスケジューリングよろしくお願いいたします!

酒瀬川真世 さかせがわまよ official site