仕事モードなわたくし。
釜山ではほぼ毎日すっぴんで過ごしてたので、久しぶりにちゃんと化粧する日々。
ただいま、の、ご挨拶……のあと、また時間が止まっていました。
あまりにも濃い時間を過ごしたんだな…と帰ってきてからどっぷり。
帰ってきてから3日ぐらい完全にぼーっとした後、ふふふ
ありがたいことにナレーションのお仕事が続いていて徐々に
心も身体も、ただいま、の後の日常に。日常だけど前とは違う。当然。
日常ってのは、変わらない毎日ってことじゃない。
停止することなく常に動きながら少しずつ変化していく毎日。
仕事柄、ルーティーンワークじゃないしルーティーンライフでもないし
同じ毎日を過ごしてるなーと感じることはないのだけど、それでもたまに
停滞してるなぁーこのごろ…と思うこともあったり
逆に目まぐるしくいろんなこと感じてるなぁーこのごろ!と思うこともあり
でもそれもぜーんぶひっくるめて「日常」にできたらいいな。
さて、ただいま、の後の、ブログ。
これからのことも書こうと思うけれどもまずは思い出の整理。
今日は大好きな女優さんアルムちゃんの話。
本番の2~3日前に稽古のあと夜から深夜までみんなで小道具作業してて
作業しながら台詞の確認とか軽く稽古とかしてて……
ふと気づくとケーキの箱を持って演出ジウン氏が立っている。
この日は大好きな大好きなアルムちゃんの誕生日だったのだ!
キムアルムちゃん。女優ちゃん。
というか、女優さん。敬意を込めて。
彼女は一年前の同じ企画ナ ヨンチュル(「私が演出だ」公演)に出演してて
そのとき私は観客として今回演出だったジウンさんが俳優として出演してたのを
観に行ってたのですが(オ・チウン演出/ヤン・ジウン出演)…
彼女が出演していた作品は、アリラン峠を越えていく母娘二人きりの物語を
ほぼ台詞なしで、たびたび繰り返す母のアリランの歌と母娘の呼吸のやりとりと陰影
…別れ…そして娘ひとり…余韻……そうして20分をつづっていくんだけども
私はとてもとても静かに大きく心揺さぶられて、今でもいくつかの場面を
鮮明に思い出せるくらい印象深い作品。
そのとき母を演じていたのがキム・アルムちゃん。去年の作品ですっかりファンに。
彼女の歌声も表情も薄明かりに浮かぶ姿も忘れられない。
今回、稽古場に台本が到着した翌日
ふいに稽古場に現れたアルムちゃんにびっくり。
聞くと、今回、衣装を担当してくれるとのこと。飛び上がるほど喜ぶ。
結局は衣装だけじゃなくて小道具もたくさん手伝ってくれたんだけど。
女優として既にすっかり魅了されてたんだけど、今回のチームでご一緒して
その人柄がまたとんでもなく素敵で完全に惚れ込んじゃったのだ。
あ……ケーキ登場からいきなり日付さかのぼってしまってごめんなさい。
時間を戻しまして、ケーキ登場!!…箱入りのまま(笑)
慌ててオモニと共演のダインちゃん(彼女のことはまた後日)が箱から出して
ロウソクを立ててお祝いの準備!ラッピングも可愛いコグマ(さつま芋)ケーキ!
センイル チュッカ~ハンミダ(ハmニダ)~♪
センイル チュッカ~ハンミダ~♪……
♪HAPPY BIRTHDAY to YOU~♪ のハングルversion。
映画とかドラマでよく聴いてたあの唄が!今!リアルにココに!!と
他のみんなと違うとこでも興奮しながら囲む(笑)
火を吹き消す前にほんの一瞬、目を閉じた彼女。きっと心の中で願い事を…?
そんな彼女にまたフォーリンラブ。うひ
大好きな人の御祝いに加われるってほんと嬉しい。HAPPYをありがとう。
あ!!……で!!!日記のタイトルのこと!!!忘れてた(笑)
ケーキナイフ。
誕生日ケーキにケーキナイフついてたんですよ、プラスチックの。
↑これ。なかなか立派な大きさのナイフでしょ。
わたし日本では見たことないんですけど、皆さんどうですか?
えー?!ホールケーキ買うと普通にサービスでついてくるの?!
えー?!どのケーキ屋さんでも?!ほんとに?!ケーキナイフが?!
と、ひとり興奮しておりますと、みんなから
え?ケーキナイフついてなかったらどうやって切るの?と質問返し……
それは、だから、ホールケーキ開けるときは、だいたい家だから包丁あるし
飲み会とかでお店に持ち込みするときは包丁借りるか店に切ってもらうか……
と、当然のようにこたえる私
へぇー…ホールケーキなのにナイフついてないなんて…と驚かれ
へぇー…普通にどこの店でもナイフついてくるんだ……と驚き
家でも店でもないとこで祝うことが多いんですかね。
でもそれだったら結局フォークとかも必要だしな…でもそっか、フォークとかは
プラスチックの売ってるけど、使い捨てナイフはどこでもは買えないかな…
そんなとこでカルチャーショックを感じたのでした。
アルムちゃん大好き!おめでとう!!!
そして、ケーキナイフのサービス素敵!!
という日記でした。ではまた!
釜山の思い出、まだまだあるぞ~。